須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 グチってみる

 午後2時半起床。曇り時々晴れ。トースト2、Pクリーム、グレープジュース、ホットミルク、カフェオレ、紅茶にて第一食。

 5時半、◯◯さんから組合史の件で電話あり。掲載写真についての弘南堂一代目との話し合いを早くせよとの催促。他は99%終了しているのに貴君一人の担当部分のみのために全体の作業が遅れているとの話を聞きながら、こちらは40日余り古本商売を休止して(集中するために「日本の古本屋」を非表示にしていた、つまり止めていた)、酷暑の中で延べ2ヶ月半に渡って執筆に明け暮れたというのになあ、加齢のせいもあるだろうけど、実際、今年になって組合史を書いている間にガクンと視力が落ちてしまい(経済的事情で度数の合っていない眼鏡を使い続けていたところに一段と負荷がかかったのだろう)、目が霞む状態となり、失明の危機を感じつつ、さらに腰痛を堪えながらパソコンに向かい続けて、ようやく書き終えたというのになあ、と内的独白してグチってみる。しばらくして気を取り直し、来週打ち合わせに窺う件で弘南堂さんへ電話をする。

 受注、A・モーロワ『デブの国とヤセの国』。梱包1。このところ注文があってもクレジット受注が多く、入金がひと月〜ふた月先とあって、ビンボウ人には苦しい情況が続く。

 6時からHBCラジオでCSファイナル:Sバンクホークス0−3日ハム。武田勝好投。糸井が昨日に続いて驚きの2ラン。HBCの解説者金石(元広島・日ハム・巨人)は札幌にお飲み焼き屋を経営しており、自分としてはいつか覗いてみたい野望があるのだが、果たされずに終るだろう。セ・リーグは意外や中日が2連勝と面白くなってきた。

 8時、うどん、ナットウ、冷水、トースト1、マヨ、ベビーチーズ、カフェオレ、紅茶にて第二食。昨日か今日か、シルビア・クリステル死去。60歳。晩年は闘病で大変だったらしい。深夜のNHKラジオニュースで、女性の奔放な性を描いた映画で主演と紹介しており、アナウンサーが故意にと思える調子で棒読みしていたのが笑えた。

 本日の気温、11・5〜15・0℃。受注、小池滋『英国鉄道物語』。1時〜2時半、入浴。3時、牛スネとダイコンとセロリスープ、小揚げ煮付け、冷奴、米飯、番茶にて第三食。断酒。梱包1。書見少。さすがに寒いので一枚余計にかけて、午前7時就寝。