須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 日々は過ぎゆく

 午前9時起床予定が午後1時半に。ホットミルク、グレープジュース、紅茶。家賃11月分62500円ネット振込。第一書庫で本探し。5時、うどん、ナットウ、冷水、トースト2、紅茶にて第一食。

 受注、杉山隆『人間は秋に生まれた』昭和46。一浪中に宇都宮大学の屋上から転落して夭折した歌人の遺稿集。解説やご母堂の回想を読むと、家族からみて微塵もその徴候なく、自殺であったかどうかは謎の由。宮柊二門下、将来を嘱望されていた人で、ぱらぱら読んでみると才能は相当なものだったと思われ、なんとも悼ましい。

 6時半から『北方J』原稿。本日の気温5・6〜11・4℃。