須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 忘年会、ビール園、すすきの

 午後2時半起床。トースト2クリームチーズ、牛乳、カフェオレ、紅茶。梱包2。

 6時半前出。地下鉄で東区役所前。小走りで<サッポロビール園>へ。7時過ぎ着。招ばれていた『北方ジャーナル』<Re Studio>の忘年会に出席。遅れて「夜を駆ける車イス」を連載している夏井功氏も参加。総勢12名。初対面の人多し。ジンギスカンとビール。ジャーナリストのサガなのか、小笠原君がカメラをぱしゃぱしゃ(音はしないが)。二次会はタクシーですすきのへ。プリンス会館<芽ろん>なる店(和風スナック?)でご馳走になる。美女三人に目が眩みそうになる。鶏唐揚げ、麻婆豆腐、サラダで、自分は焼酎お湯割。向いの席の印刷屋さん牧野氏、今日の昼間、装幀家の須田照生さんの事務所を訪問していた由で、札幌はやっぱり狭いな、と思う。牧野氏、今度再婚した由で皆に色々質問攻めにあう。タクシーに電動車椅子を乗せられないので、夏井氏と、付き添いの小笠原君と副編集長打田さんの三人は1時間ほど遅れて到着。車椅子、地下鉄、車椅子、でビール園から移動して来たらしく、夏井氏のその遊びへの執念と(自宅もススキノの近所らしいが)、付き添い二人の行動に感心する。どちらも自分には出来ないことである。隣で話を聞いていて内心驚いたのであるが、車椅子の遊び人、夜の帝王夏井氏は、実は社会的に有用の立派な職業に就いており、経済的にも自立しており、自分なぞより遙に余裕があるらしいのである。つまり立派な社会人なのである。カラオケでストーンズ吉田拓郎など歌う。店の女性たちも今風の歌(スキマスイッチらしい)を披露。記者魂が疼くのか、小笠原君がよりよい撮影角度?を求めてカウンター内側にも侵入しカメラをぱしゃぱしゃ(音はしないが)。最もインパクトありは打田さんの『おふくろさん』。愛煙家の小笠原君は世の風潮に抵抗してか、♪わたし煙草をやめないわ〜、ぷかぷかぷかぷかぷか〜、と宣言?し、最後は工藤社長の、♪涙をふいて〜、で締めくくられた。工藤さんにタクシーで送られ午前2時半帰宅。昨日の気温−2・7〜4・9℃。3時〜4時半入浴。焼き羊肉と紫煙の匂いを落とす。水分を補給し午前5時過ぎ就床。