須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 5月交換会、総会

 午前7時40分起床。6時現在、晴、14・3℃、湿度55%。うどん、ナットウ、冷水、食パン1、ミニあんパン1、カフェオレ、紅茶、冷水にて第一食。
 地下鉄で大通。9時5分前、頓宮神社着。萌黄さん、事業部員と薫風、セカンズの両理事で、伊藤通商さんのトラックから昨日の荷物を降ろしている最中。自分も2階での陳列を担当。先月の反省から萌黄さんが出品番号を1番からと100番台に分けて、前者を室内、後者を廊下に順番通りに並べたので、荷物は廊下どころか喫煙場のあるロビーまで使うほど増えたのに、前回の三分の一ぐらいの時間で終了。旭川B・B・B村田さんが今日は父子で来ている。最終台に渥美マリ江波杏子の映画ポスターに混じって浅川マキのコンサート・ポスターが。須雅屋は今回は1点も入札せず。総会があるので来場者多し。
 11時から第1回開札。開札係を増員して零時過ぎ第4回最終台終了。お手伝いしたあすなろ書店さん分、先月とほぼ同額となり、萌黄さんもやや安堵した様子。続いて皆で荷物を1階に降ろし運送屋さんのトラックに積み込む。事業部慰労金残2666円配給さる。1時から昼食。幕の内弁当とPBお茶が支給さる。以前にも一度総会に出た<桑原>という仕出し屋のオーソドックスなものなり。
 1時半から古書組合総会。久しぶりに出席された弘南堂オヤジさんの話が興味深かい。戦前には月に5度ものセリが札幌組合で開かれていたという記録に驚く。ある件でおそらく組合入会後初めて挙手して意見を述べる。会議の最後近くは、まあ深く考えないで早く終わらせましょうよ、という意志が強く感じられた。たぶんケルンさんや自分の意見もすぐに忘れ去られることだろう。3時終了。もっぱら経済的事情により来期の事業部員に名乗りをあげておく。「オレ、スゲェー忙しいからねぇ、あんなバカバカしいことやってられないんだよねぇ」と新年会四次会で宣った某某氏のような身分になれはしないが(「あんたらビンボウ古本屋と違って忙しいんだよねえ」との言外の意味が感じられた、少なくとも自分には)、ああ、ほんの少しでも余裕のある境遇になりたいものだ。一生無理なのであろうけれど。
 吉成君に送られて3時半帰宅。15時現在、晴、21・2℃ (最低10・8、最高23・3)、湿度27%。都内で新型インフルエンザ感染を初確認。16日、 滝平二郎 がんで死去、88歳。17日、頼近美津子喉頭ガン治療中の心不全により死去、53歳。19日、太田竜、腹膜炎にて死去、78歳。
 零時〜1時半、入浴。マグロ、ブリ、甘エビ刺身、蒸しキャベツとアスパラのサラダ、ウィスキー水割2、玄米茶。怖れていた腰痛勃発。午前4時過ぎ就寝。