須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 墜落

午後4時起床。15時現在、雨、7・0℃(最低1・4、最高9・3)、湿度71%。インド最大の経済都市のムンバイで同時多発テロ。ホテル、病院、鉄道駅などで爆弾、銃撃などで101人死亡、280人以上が負傷。日本人も一人死亡。受注、上田敏『詩聖ダンテ』明34年初版。6時半、うどん、ナットウ、冷水、芋カケラ、お焼き、牛乳、カフェオレ。
 うどんを食している時、蘭丸、もう飛ぶことはあるまいとすっかり油断していた自分らの虚を突いて、キャリーボックスから飛び立ったが、当然、1メーターほど先の机のノートパソコンの脇に落下。うどんに墜ちなかったのは幸いだったが、体力を使い果たしたのか、具合よくないようだ。というか自分たちからは状態がよく分からない。妻の留守の間、時々餌と水をやるべく試みる。

 零時過ぎ、第一書庫で注文本探索するも見つからず。1時半〜3時入浴。ハンバーグ、カキフライ、海老ギョウザと蒸しネギ、ネギとアサリみそ汁、米飯、芋カケラ、玄米茶。断酒。受注、平山蘆江『左り棲人情』。書見。午前7時就寝。