須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 出稼ぎ十五日目

  1時起床。正午現在、曇り、14・4℃、最高気温18℃。うどん、ナットウ、食パン1、ミニあんパン1、冷水、カフェオレ。

 4時からA本屋。今日からマンガの箱詰め。文庫と同じくRプラザ>古本市に均一本用に落とすため、ビニール袋にパックされていたモノをわざわざ一冊ずつ、ハサミでビニールに切れ目を入れて取り出してゆき、箱に詰める。座ってハサミを使い、マンガを箱に放り込みながら、虻田や有珠のホタテの殻剥きオバさんみたいだな(経験はないけれど)、と思いつつ作業。文庫も(元々の値札は剥がさずに)マンガも会場で陳列後、背表紙に赤や青の◯シールをつけて、均一本にする。文庫の50円均一は古本市でよく売れるが、マンガの100円均一は一日に数えるほどしか出ないので、その売れないマンガのために自分に高いバイト代を払って、こんなことをやるのは余り効率がよくないのではと考え、「ビニールに入れたままでもいいんじゃないですか?」と提案してみたが「それは私のやり方ではない」というお答えであった。8時近くまで、3000円戴く。午前中に仕入れしてきたという本を見せてもらった。1冊、ほお、という本があった。吉田一穂の最初の本『海の人形』。この童話集の函付きは極めて珍しい筈で、ほんとは明古の七夕大市がいいんだけど、もう目録の締め切りは終わっているしから出品できない、でも東京の市に送った方がいい、と云っておく。間違っても札幌の通常市に出してはダメですよ、とも。<Maxvalu>で買物。牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、もやし2、ガム、明日の補給用に豆パン、計689円。
 9時15分帰宅。「世界恋愛詩集」を探索。10時半、入浴。牛乳、りんごジュース。

 12時、タコザンギ、コールドチキンともやしのサラダ、タラコ、米飯、みそ汁、麦茶。 「英語でしゃべらナイト」ゲスト明和電気。梱包1。ネット徘徊で時間経過。4時、ウィスキー水割り。5時就寝。