須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 出稼ぎ十四日目

 10時起床。牛乳、冷水。9時現在、曇り、19・6℃、湿度76%、最高気温24℃の予報。注文への返信三通。長文メール一通。

 12時50分自宅出、やっと夏らしき気候、所々マラソン、1時5分A本屋着。頼んでいた運送屋さんが遅れるというので、持参のロールパンと冷水で第一食。20分頃、伊藤運送到着。A本屋兄弟、バイトのスサ兄弟と自分の5人で、木製本棚と、自分がこの数日本を詰めたダンボールをトラックに載せる。A本屋主人(兄)と自分は残って店で仕事、他の三人はトラックとA本屋弟車に乗って新事務所へ。昨日の文庫の箱詰めの続き。セットでビニール袋に入っているものも、袋から取り出してばらす。自分としてはせっかく揃っているものはセットのままの方が好ましいのだが、雇用主の指示に従う。7時20分まで、4800円いただく。寺田寅彦の文庫ももらう。帰り、まだ暮れ残る道を歩くのは心地よし。

 8時前、帰宅。シャワー。カンビール、食パン2。10時からW杯:日本ークロアチア戦。プロセスチーズ、赤貝缶詰を肴に日本酒2とウィスキー水割り。歓声(小)と罵声(大)と溜め息(長)。1時、CCR聴きながら、トンカツ、ヤキトリ、焼きホッケ、目玉焼、水割り。受注2件、三笠書房「世界恋愛詩集」、「定本川端茅舎句集」。4時就寝。