須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 <Rプラザ>店番四日目

 8時20分起床。6時現在、くもり、19・2℃、最高気温26℃の予想。うどん、ナットウ、食パン1、ミニあんパン1、冷水、牛乳、ぬるい紅茶。

 海の日とかで世間は連休。今日はレコードの方の店番佐藤さんが休みのため、少し早めの9時20分家を出る。ススキノ駅で降り、元は成美堂さんだった<サンクス>で「支笏湖の秘水」500mlペットボトルを買い、10時10分前<Rプラザ>着。レジのお金の確認等準備少々。午前中は一人でレジ番。それほど忙しくならないままに正午となり、<ページワン>の奥様がいらっしゃり安堵する。

 1時から2時、昼食休憩。社員食堂で持参おにぎり2ヶと番茶。自分の食事中、真駒内石山堂の杉村氏が来店、昨日今日の売上に肩を落とされて帰られた由。ジェフ・ベック『TRUTH』、ストーンズ『No Security』などのCDを流して遊ぶ。3時過ぎ、「半畳古本市」に出品している<なちぐろ堂>こと琴似の21ブックスの番頭大西君の奥さんが現れる。はっきりした年は知らねど、いつ見ても十代にしか見えぬ若々しさ。『札幌人』の最新号を押売りする。夕方、BNN(http://www.bnn-s.com/bnn/bnnLogin)の金子君が再び来店。レジ台の上にいっぱい、二十冊ぐらいも選んだ本を載せたので、おっ!これは1万以上は売上伸びるな、オレの担当の日に余り売れないのも困るもんな、と捕らぬ狸の皮算用で喜んだのであるが、レジに打ち込んでみると総額5500円であった。ああ、本って安いなあ。それでも金子君のおかげで昨日並の売上は維持。6時、夕方休憩。休憩室でおにぎり1ヶと「支笏湖の秘水」。整理に来ていたA本屋さんと文庫補充。バイト代5千円貰う。樽見博「古本通」ほか計6冊買う。1100円。8時終了。古本市は24日までだが自分の店番は今日で終り。

 偶然、社員出口で一緒になった古本市担当マネージャーSさんに、キズものだけど、と夕張メロンを1ヶ貰う。渡されてお礼を云ってから冷蔵庫がないのを思い出し、ぬるいメロンの果肉の味が想像されて、返却しようかとも思ったが、せっかくの好意を無碍にするのも悪いと思い直して、そのまま地下鉄で別れる。薫風書林宅に持って行こうかな、とも考えたが不在であったら阿呆くさいので、やはり持ち帰って妻に食わせようと<Maxvalu>で今日は198円の氷の袋を豪気に調達。他に日本酒「温情」2Lパック、牛乳、モヤシ、計1202円。

 9時帰宅。簡易アイスボックス(というよりもカバン)でメロンを冷やす。10時半入浴。日記。1時から、カツオ刺身、厚揚げ焼き、オクラと蒸しモヤシのサラダ、高菜漬け、日本酒ロック。メロンを全部担当した妻、雷電メロン(故郷岩内近辺の名産)とたいして変わらん、値段は一桁違うのに、と云う。如何に名を広め、全国ブランドに作り上げたか否かの違いであるが、その差は価格ほどじゃないらしい。7時近く就寝。