須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 出稼ぎ十六日目

 正午起床。12時現在曇り、16・1℃、今日最高気温19℃予想。うどん、ナットウ、冷水、食パン1、プロセスチーズ、牛乳、カフェオレ。ラジオでテレビ小説。
 水を家に忘れて来たので<セイコーマート>でジャスミン茶98円を用意し、1時50分、A本屋着。マンガの続きをやる。2時半、伊藤運送が明日のセリの荷物を取りに来る。アダルトビデオ5箱とエロ雑誌の縛り30本ぐらいを積むのを手伝う。夕方からA本屋主人も来て、店内と店外の均一本片付けるや、その棚をトンカチで解体していた。なかなか手早く器用なものなり。自分ならば半日仕事になるところだ。その後、A本屋主人、棚の大方なくなった店内を前触れもなく帚で掃き始めたのだが(寡黙な人なのである)、立ち込める朦々たるホコリに辟易し、思わず入口の戸を開けに走る。塵肺になりそうだ。今日は8時近くまで。4千円いただく。マンガのビニール袋とり、箱詰めの作業、今日で終わらず明日に持ち越し。明日はセリの後、知人がくれたサービス券でサッポロファクトリーの<スパ>という浴場施設に行って、連日の疲れを取ろうと計画していたのであるが延期することに。

 帰り、毎日同じ道路を通るのに飽きて裏道を通ってみる。知らない道沿いの知らない家の前に軒灯に照らされて見知らぬ猫が二匹並んでこちらを眺めたりしていて、何一つ不思議なことはないのだが、何かしら面白いのであった。

 8時半帰宅。シャワー。糠サンマ、目玉焼、蒸しもやし、米飯、麦茶。「書評のメルマガ」「本のメルマガ」を読み、W杯、ドイツーエクアドル戦をちょこっと見、ラジオで聞きながら日記。水割り1。テポドンはどうなるのか。3時就寝。