須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

恐ろしい場所

  3時起床。15時現在、晴、1・8℃、北東の風2m/s、湿度52%、今日日中最高気温3℃

 うどん、ナットー、トースト、大福二ヶ、紅茶、冷水にて第一食。妻は蔵書を売りに街へと出かけた。自分の方はというと、何か、これだ、という生産的の結果が出ぬままに何故か時間が過ぎ去ってゆくのであった。
 10時、GSへ赴き、灯油14リットル938円を調達して即戻る。帰宅して、大福と紅茶で脳を活性化させ日記付け。1時、妻が本売り払い得た金で、何処ぞから誂えて来し、鰻丼、アメリカン・ソーセージなる名称のとってもアメリカンなソーセージ(何処が?)、茹でワカメ、トウフみそ汁、りんご、麦茶。一昨日戴いたりんご、みずみずしくすこぶる美味なり。

 2時から、エクセル。自分の座っているすぐ近くに置いてあり、少なくとも自分の防寒には役立っているポータブル・ストーブからの温風があまりに心地よいのが原因か、パソコンに向いながら、時に数十秒ずつ(?)眠りに落ちる。5時過ぎ、ようやく<日本>へ45点UP。

 4時台のラジオで、ペンシルバニアオハイオ州に住む米国キリスト教メノナイト派の人々で、開拓時代そのままの生活を続けているアーミッシュについて、何処かの大学の先生が何回か滞在して体験した話を聞く。電気も使えないし、酒も飲めないし、聖書以外は本も読めないという。何という恐ろしい所だ。
  鮭トバチップと、醤油せんべいで、「さつま小鶴」(鹿児島県日買郡日吉町<小正醸造>製造)という芋焼酎の水割りを一杯。ははは、美味いわ、これ。いやぁ、物欲にまみれた日本って素敵。8時就寝。