須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

冬へ向けてセラミック・ターボ

 正午起床。12時現在、曇り、3・9℃、北北西の風5m/s、湿度64%、今日日中最高気温6℃。

 牛乳、トースト二枚、カフェ・オ・レ、紅茶、冷水。昨日、セリ場で薫風書林が云うには、DIONのインターネット接続料金、三ヶ月分までは未払いでも大丈夫、ネットに繋がっている由。これは耳よりな話なのか、余計な情報と云うべきなのか。試してみたい誘惑に駆られるが、やはり一月遅れ支払いの現状を維持してゆこう。実行して通じなくなると、この日記が書けなくなる他たいそう困ったことになるし、薫風の勘違いということもあり得るから。

 冊子梱包一ヶ発送。<楽天>A本屋委託分に受注一件。横溝正史「青蜥蜴」。Y運輸へ2千円、JNBから払う。6時、うどん、ナットー、冷水、アンパン。

 8時前から数年間使わずに放置していた電気ストーブの分解掃除をダスキンでやる。耳にした覚えのないメーカーの遠赤外線セラミックヒーター「ペルセー・ターボ」という素晴らしい名前のシロモノだ。備え付けストーブ修理を大家さんに気軽に頼めない身分としては、現在使用しているポータブルFF式灯油ストーブとこのペルちゃんを併用して、冬を乗り切ろうという作戦なのだ。明日は冷え込みがキビシくなるという予報があり、インコの健康を慮って、重い腰を上げたわけである。今流行りのハロゲン・ヒーターという奴を購入しようかとも、ちらと思ったが、5千円とか8千円とかの大金の出費となるので、20年前近くに岩内の義母から貰った電気ストーブの出動とは相成った。大きめスーツケース状のストーブのフロントと天辺から熱が放出される他に、フロント右一部から微かながらも温風が出るという当時としては画期的なものであった。が実は使ってみるとあまり威力がない。義母も、あんまりあったかくならないんだけど持って行くかい?と断りながら呉れたものなのだから仕方ない。さらに、経験からしてこれを運転するとたちまち電気代が跳ね上がるので注意を要する。床にクリーナーかけなどもやって完了までに3時間以上費消。

 1時、芽室産牛肉(みらい牛という)バラ焼肉、肉豆腐、モヤシ中華ドレッシング和え、米飯、みそ汁、番茶。

 2時から5時、<楽天>へ雑誌など18点入力UP入力しながら逢坂剛の話の続きを聴く。途中メールあり。すわ、注文か、と開いたら、一昨日の「異端の鳥」がキャンセル。予定狂う。ふん。本日妻がまた友人から日本酒を貰って来た。先週の残りである。500mlペットボトル二本分。むふふ。仕事とも云えぬ作業の後、これを一合半ちびちびやりながら、ネット徘徊。清水哲男志水辰夫の二人のシミズさんが、これから日本で始まる人類が初めて体験する高齢化社会に触れて、それぞれ偶然にもほぼ同じ意味のことを云われているのに軽い驚き。

 自分のみ灯油ストーブの横に陣取り、名前の分からぬ酒で体を暖めていい気持になったので、結局電気ストーブは使用せず。午前9時就寝。