須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 『北方J』12月号来る、日本シリーズ始まる

 午後4時起床。ホットミルク、紅茶。ラジオをいれ、今日から始まった日本シリーズ中日ドラゴンズ2−1SBホークスのゲーム中継を十回表のみ聴く。小笠原氏から郵便。早業に感謝。菊田さんから挿絵のメール。これまた早い。さすがはプロの仕事。
 『北方ジャーナル』12月号来る。「小樽資産家女性殺人事件の深層」に当店でも古本のお客さんだった、往時は青年という風貌であった北潟谷弁護士の白髪姿の写真が載っている。どちらかと云えばウチよりも薫風書林のお得意さんだった方だが、まだまだ活躍されているらしい。ああ、店を閉じてから幾星霜、との感あり。ルポライター滝川康治さんの連載「〝農と食〟の大地から」106回には以下のくだりが。「94年に結ばれたNAFTA北米自由貿易協定)の経緯を目の当たりにしたアメリカ人のエップ・レイモンドさん(長沼町在住)は「(締結から)1年間のうちにカナダ国内のすべての製粉会社が倒産するか、アメリカの企業に買収された。カナダ国民はアメリカ産小麦で作ったパンを食べるようになった」と、影響の深刻さを振り返っている。」
 9時、トースト3、マヨ、ピーナツクリーム、紅茶にて第一食。古本入力。
 本日の気温4・9〜15・7℃。1時、刺身(マグロとタコ)、サンマ塩焼き、肉団子、タマネギとセロリ炒め、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶にて第二食。受注、尾崎士郎『早稲田大學』角文・昭30。書見少。午前9時半就寝。