須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 南陽堂さん

 午後1時起床。紅茶、冷水。日が射し、少し蒸す(最低気温16・8、最高26・4)。郵便局。フリカエ6050円おろし、切手80円1枚調達。<セイコーマート>で低脂肪牛乳2本、食パン、計338円。3時帰宅。うどん、ナットウ、冷水、トースト2、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。

 『札幌人』の自分の連載など読んでちょっと浮かれていたところに、組合連絡メールで南陽堂先代高木陽一さんの訃報入り、驚く。今朝亡くなられた由。79歳。酒を嗜まれない人だったのでプライベートのお付き合いはなかったけれど、寂しい。自分が店員をやっていた頃、H文字屋さんにほぼふた月に一度ぐらいの割合で「どうだい?此のごろ」と電話があり、時には出向かれて来ることもあって、何か常に精力的に動かれている印象を初めから持った。手提げ鞄から取り出して広げた大きな風呂敷で包んだ本を手に、颯爽、H文字屋さんの入口を出て行かれる後姿や、須雅屋開店の日も、その2年後の移転開店の日も、同業先輩では真っ先に来店してご祝儀を戴いたことや、薫風書林隣の喫茶<朱蔵>で薫風氏と共に組合便りに載せる、若い古本屋に向けての話を聞いた時のことや(たしか、その少し前に将棋の米長さんの講演に行かれたそうで、なかなか面白かった、と云われていた)、口ゼリでのみごとなセリヅカぶり、新年会での「よ〜お、お手を拝借」の三本〆(だったか1本〆)、組合旅行の時のこと、店を手伝い始めた息子さん秀了君のことを語る時の嬉しそうな笑顔など、いろいろ思い出される映像あり。

 ラジオでオールスター第一戦聞きながら梱包2。8、9回のみテレビ。セ10ー8パ。

 11時、トースト1、ゴマクロワッサン2、カフェオレ、紅茶。入力。7点UP。シャワー。少し蒸す。豚中落ちバラ塩焼き、蒸しキャベツと蒸しブロッコリー、冷奴、キムチ、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶。書見少。午前7時就寝。