須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 古本市店番4

 午前10時起床。祝日。海の日。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、ミニあんパン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。地下鉄で薄野

 11時半、狸小路<ラルズプラザ>着。古本市店番バイト。10時から通し番の吉成君と。『KAI』4号という洒落た道内雑誌を見せて貰う。特集は「古本と。ジャズと。」。彼とアダノンキさん、薫風書林、釧路と根室のジャズ喫茶などが紹介されている。写真、レイアウト秀逸。根室の道草書房さんの入口前写真は感涙もの。美容院と店舗を共用しているのか、それとも、以前は美容院だったらしい店舗であり、その外観はハッキリ云って、超芸術トマソンである。根室に遊びに行って中を覗いてみたくなる。しかし古本屋ではなんといっても薫風書林がえらくカッコイイ。いつからこんなに知的で高尚な人間になったんだろう。自分スガヤと共に、ボクたち痴的な二人組、合言葉は「ラクな方へ」、で古本渡世を送ってきた筈なのに、いつのまにか遥か遠くを軽やかに走っていたらしい。でも本人をよく知ってる者からすると、インタビューを受けながらの会話の中で薫風佐々木氏が「ひとえに」とか「動線」とか「馥郁たる香り」などと発語するとは思えないのだがなあ。3時、亜本屋さんと交替。<ラルズ>地下で森永低脂肪牛乳、日東やさしい紅茶ティーバッグス、キャベツ1玉、計495円。地下鉄。南平岸Maxvalu>で食パン、ヤマサ昆布醤油、計250円調達。買わなかったけれどラルズで5本148円だったキュウリが1本48円だった。

 4時15分帰宅。シャワー。「FMで今日は一日シャンソン特集やってるよ。もう、カマっぽくて、カマっぽくて」と妻がわざわざ教えてくれる。受注1『特派員芥川龍之介』。7時前、15分ほどうたた寝。野球中継ロッテ3−4日ハム。横浜が巨人に7−1で奇跡的大勝。中日も勝ったので云うことなし。ついに巨人とのゲーム差2・5に。旭川丸井今井デパートが今日で閉店。10時〜11時半仮眠。1時、刺身(サンマ、イカ、マグロ、タコ)、ダイコン煮付け、ジャガマヨ焼き、ダイコンおろしみそ汁、米飯、紅茶、アイスチョコバー。断酒。書見。最低気温14・4、最高気温19・7。午前4時半就寝。