須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 二日酔いの日は過ぎゆく

 午前中チャイム、宅配便届く。妻に出てもらい横になり続ける。伊藤書房岡倉秀明氏からのもの。午後4時半電話の呼び出し音で起床。昨日<日本の古本屋>へ注文した本の「返事ないんだけど」とお客から電話。「先に払うの?銀行振込みかい?」などと「です体」抜きで話す横柄な口調の40前後の男性のお方。思わず、売ってやらんぞ、こらぁ、こっちは二日酔いで体調悪いんだぞ、気分悪いんだぞ、と云いたくなるが「すみません。昨日からずっと外出してましてパソコン見てませんでした」と半分は真実の云い訳述べて取り繕う。15時現在、晴、−1・1℃(最低−5・9、最高0・2)、湿度49%。昨日福田繁夫死去の報。76歳、クモ膜下出血。 りんごジュース、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水など水分を摂っては時々トイレに入ってサルトル

 なちぐろ君へメール。神保町の大古書店へ請求メール。先月22日に注文貰い、即日発送した本の代金、「年末〆の年明け5日の週払い」(よく分からない表現)とあったのだがまだ入金ないため。さっさと貧乏古本屋に代金払ってねえ、とお願いするのは悪くないだろう、おそらくウチの付け根の3倍〜5倍で売るにちがいないのだから。

 零時半、煮込みうどん、ナットウ、キンキ昆布巻き、玄米茶、ミルククロワッサン1にてようやく第一食。しばらく酒は飲むまい。とは思わないが(どうせできっこないので)今後は年齢を考えて自重、抑制した飲み方にしようと反省。野坂先生から<焼鳥じゃんぼ>新年会イベントのご案内メール。昨夜店内に貼紙してあったのを見た記憶あり。1時半〜3時入浴。ワイエス死去。91歳の由。まだ生きていたのを知らなかった。5時、トースト2クリームチーズとマヨ、紅茶。当然断酒。午前8時就寝。