須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 古本市店番2

 午前5時半目覚め。あと寝られず。書見少。7時15分起床。6時現在、晴、−1・4℃、湿度80%。うどん、ナットウ、冷水、トースト2、牛乳、カフェオレ、紅茶。8時25分出。地下鉄で薄野

 地下道から狸小路へ上がるエスカレーターで萌黄さんに、歩くのが早いですねえ、と呼び止められ、That's right !短足早足なんですよ、と応える。9時前ラルズ着。亜本屋さん代理で古本市店番。午前中からカップ麺が当たる抽選券を持ったお客さんでごった返すが古本売上はほどほど。一人2千円以上お買い上げにつき抽選券一枚を古本市レジでもお渡しするのだが、券欲しさに奇怪な行動をされるお方もありオモシロシ。亜本屋さんが午前中から来て300円を100円に落とす作業の続きを熱心にやっていた。29日に来た金子君が再来場。また一袋分買ってくれる。1時40分から社員食堂で持参オニギリ2、番茶。睡眠補充はやめて先月近所の丸井別館にオープンした<ジュンク堂>を見学に行く。1階はけっこう人が入っている。詩集の棚で4本、短歌俳句で1本だか2本あり。わざわざ足を運んだのは新刊情勢を見るためというテーマもあったけれども、小笠原劇場ブログに時折登場する〈なにわ書房〉の社員さんだった「いい匂いのするキクチさん」をレジで発見したという情報が休憩直前にもたらされ、どれどれどんな女人かな、という好奇心もあったからなのであったが、姿確認できず目的果たせず古本市に虚しく戻る。夕方亜本屋さんからバイト賃5千円貰う。特に親しいお客さんも来場せず。後半も押し迫ってから発送ニ軒。萌黄さんが梱包してくれたので楽。昨年より若干少まで売上伸びて6時終了。吉成君が売上快調。

 帰り萌黄さんに誘われススキノ地区へ。<焼鳥じゃんぼ>に行くがさすがに休み。<グランド居酒屋富士>向いの<串揚げBAR・かまいます>に入る。お互い始めての店。串揚げお任せいろいろ各自10本と出汁巻き玉子焼き、漬物でビールと燗酒。薫風書林はどうしてますかねと具合案じながら。美味だとは思うが自分で払うには(あるいは払って貰うにも)微妙な価格体系なり。萌黄さんに新年から散財させてしまった。

 南平岸に戻り自宅近くの<セイコーマート>高台店で松竹梅2Lパック898円調達、9時40分帰宅。シャワー。キングサーモン塩焼き、筋子味噌漬け、牛スネキムチスープ、燗酒一合、玄米茶。賀状4枚。南陀楼綾繁さんから、拙分も載った『山からお宝』届く。いい感じの表紙なり。午前2時過ぎ就寝。