須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 さらば松下

 午前9時半目覚め。曇り。11時起床。トースト2、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水にて第一食。書見。15時現在、雨、14・9℃(最低12・3、最高18・6)。ほどなく雨あがり窓から陽が差していたが夕方になって曇る。未明、大阪市浪速区の個室ビデオ店で火事、客15人が死亡。放火らしい。南陀楼河上さんよりメール。小笠原君とメールやりとり。

 どうでもいいことであるが本日から松下電器産業Panasonicに社名変更。たとえば以前、と云っても比較的最近、ナショナルの社名入りの詩や小説など書いていた人はちょっと困るのであり、勝手に名前変えちゃってどう責任をとってくれるのよ?とパナソニックに抗議の電話をしたとしても、恐らく相手にしてもらえず、だからお宅はマネシタ電器なんて悪口を云われ続けてきたんだよ、と受話器に向かって吼えるのが関の山、周りの家族からはいよいよ白い目で見られるであろう寂しい貧者の秋、10月の始まりなのだ。

 受注、伊良子清白『孔雀船』文庫。梱包2。8時、ビーフとブナピーとのカレーライス、キュウリピクルス、冷水、アイスモナカ、紅茶にて第二食。入力。10時から仮眠。