須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 日々は過ぎゆく

 午後2時半過ぎ起床。カフェオレ、紅茶、冷水にて第一食。昨夜からの雨が続いている。15時現在、雨、16・7℃(最低17・1、最高18・2)、湿度90%。明日までが取り置き期限の『歌劇』昭和8年6月号の代金がやっと入る。こちらのミスで二種類の価格で出品されていたが目敏く安い方を注文してきており、注文馴れしている様子伺えるお客。最近何件か続いている注文を受けながらそのまま放置プレイされるのかと諦めかけていたのでホッとしたが、常に増して金欠でもあり、こんなお買い得な値段の美品なのになぜさっさと金を送って来ないのかとイライラさせられた。期限ギリギリまで他の店でより安価な品がネットに出るのを待っているのだろうか。調べてみると注文主はナンダロウ氏の『彷書』連載でも取り上げられた知的で優雅でお洒落な日常を綴るネット界のちょっとした有名人だった。

 4時前、雨のなか郵便局。振替1820円、ぱるる3210円おろして即帰宅。トースト3、ミニあんパン2、紅茶、冷水にて第二食。梱包1。ロッテ(小林宏之)0ー3日ハム(多田野)。意外にも多田野が9回二死までノーヒット投球で完封、6連敗を阻止。9時、昨夜のカレーライス、蒸しキャベツ、冷水、アイスモナカ。シャワー。洗濯したふとんカバ−を再セットするのに1時間を要し大いに予定狂う。ファスナーが入らないと苦闘していたら、寝室でずっと灯りがつけられたままになっているのを覗きにきた妻から、それ縦横逆なんじゃないの、と指摘され、いや、云われなくても私もうすうす分かって来てはいたのだ、と答える。トースト2、紅茶にて第四食。午前4時半就寝。