須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 執念

 5時起床。15時現在、曇り、−6・7℃(最低−6・9℃、最高−5・2℃)、湿度65%。紅茶、冷水。7時、GS往復、灯油12・04リットル、1167円確保。9時、シチューライス、冷水、カフェオレ、六菓亭キャラメル・シュークリーム。11時前、−12℃の厳寒のなか<セイコーマート>往復。晩酌で足りなくなるかもしれぬので酒一合パック98円を調達。その執念を仕事に向けろと妻に呆れられる。梱包2。受注1、丹羽文雄『小説作法』文庫、渡部伸一郎『句集蝶』。
 三浦元社長、「わたしはやってない、無実だ」と弁明するのではなく「日本では有名な事件であり、最高裁ですでに無罪判決が出ている、逮捕は不当」とすぐ出て来るのが馴れているというか、なんともはや。
 NHKアーカイブス。清張原作、市川崑演出『逃亡』第1回。入浴。糠ニシン、カキの醤油焼き、焼きハム、たこ焼き、酒冷や2、燗1、玄米茶。長篠康一郎の太宰治心中三部作3冊拾い読み。たしか八文字屋在籍時代の二十数年前、新刊で出てまもないこれらを同僚O君が読んでいたのを思い出す。知らなかったが長篠康一郎さんは昨年2月に亡くなっていたようだ。総じて話の進め方に若干問題がある気もするけれど、田部あつみの写真発掘や山崎富栄のお墓の在処確定など、その功績はきちんと評価されて然るべきだろう。午前9時就寝。