須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 原価サービス

 2時半起床。カフェオレ、紅茶、冷水。12時現在、くもり、2・0℃、湿度74%、予想最高気温3℃。15時現在、雪、2・1℃、湿度81%。

 4時、郵便局で11460円を卸し豊平区民センターへ。本返却。後藤明生の「しんとく問答」、岩井志麻子「魔羅節」(「お◯◯電球」という短篇も収録されてる。ようやるなあ。でもこの覚悟はたいしたもんだ)、紀田順一郎「神保町の怪人」借りる。たぶん半分も読まないで返却日が来るだろうが一応。道新のバックナンバーを参考までに見る。日曜版読者投稿欄の詩の選者がいつのまにか、十数年前から知っている古本のお客さんになっており、ほお。
 近辺の高台方面はまだよかったが、区役所から環状線脇を南平岸駅方面へ歩くと路面グチョグチョ。<セブンイレブン>で電気代11月分4477円払い、<Maxvalu>でお買い物。玉うどん、モヤシ、もめん豆腐、ヨーグルト計576円。一度籠に入れたウィスキーを思案の末に棚に戻す。しばらく断酒しようと思うのだ。6時前帰宅。紅茶。

 7時半、うどん、ナットウ、ウィンナー、米飯、冷水、チョコレート、紅茶。

 受注4、A.カマル「 笑いなき國(トルキスタン紀行)」、松井知時・上田駿一郎「新和佛辞典 (大正10年/大倉書店 )」、ユゴー「エルナニ」、マードック「赤と緑」。「 笑いなき國」を探し出すのに要一時間半。今日入金してくれた昨日ご注文のお客さん、須雅屋日記を読んでいるそうだ。いい人にちがいない。梱包4。

 夜は刺身にする予定なので珍しく気をきかせて妻が買って来たという酒一合パック二ヶを譲られる。原価サービスである由。200円であるが小銭の持ち合わせがないので175円にまけて貰う。断酒は明日からに延期。
 バチマグロ刺身、カジカ汁、立田揚げ、燗酒二合、麦茶。夜になって風が強く窓がガタガタ。「ラジオ深夜便ーこころの時代」は昨年十二月の再放送で村田喜代子。午前6時就床。