須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 地団駄踏む

 2時起床。15時現在、晴、4・6℃、湿度53%、最高気温5℃。午前中の雨で昨日より積雪が十数センチも減った由。札幌では3月下旬、浦河などでは4月上旬の気温とか。雪不足で雪まつりの準備も困っているそうな。胡麻パントースト、ミニあんパン、カフェオレ、紅茶、冷水。

 夢。薫風書林と何処か地方の古本屋さんに入り、司馬遼太郎の「豚と薔薇」帯付を先に買われて、こっのヤロー、と床を手で叩いて悔しがる。それから場面は百貨店の古書展に変わり、「豚」を薫風が値付けして出していたものを、どうせイイ値段なんだろっ、と触りもしないでいたら、やはり来場していたらしいI堂さんが手に取りレジへ。その価格を横から覗くとスガが想定していた数字の十分の一であって、アッ!しまった、と思ったが時すでに遅く、ふぉほほほほほ、と高笑いするI堂さんの傍らでまた地団駄踏むというもの。夢の中で二度も屈辱にまみれての目覚めなのであった。

 梱包1、発送5。受注2件、雑誌『花いちもんめ』4冊、レマルク愛する時と死する時」。昨日ご注文の方が早速入金してくれた。有り難いのだが、送料を忘れてますな。(その後無事送られて来た)。

 ある件で「はぁ〜あ」と若干うちのめされてしまい、でもまあ予想されていた結果でもあったので「やっぱりな」とも納得したことであった。まあ、それぞれの会社でもいろいろと内情、慮りがあるのであって、ビジネス上の戦略、営業面での計算がこの結果を産んでいるのだろう。

 8時から12時、趣味の時間。零時、胡麻豆腐の揚げ出し入りうどん、ナットウ、ヤキトリ(ナンコツ、トリネギ、スナギモ、トリカワ)、米飯、麦茶、カフェオレ、チョコレートにて第二食。

 入浴。ネット徘徊。高橋揆一郎死去、78歳。断酒。午前7時就寝。