須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 1リットル74円

 午後4時過ぎ起床。15時現在、晴、7・5℃、湿度46%、明日朝の最低気温1℃。食パン1、牛乳、紅茶、冷水。
 釧路S堂さんよりメール。某古本販売サイトの終了について問い合わせ。東京古典会大市目録来。
 受注1、吉川英明「父吉川英治」。
 9時、岩内の実家にいるYから電話。横浜にいる義兄の話。他山の石として、あんたも襟を正すようにと云われ、はい、と神妙に答える。10時前、灯油を買いに歩いて5分のGSへ。現在1リットル74円。5リットル370円を調達して戻る。ついに今年もこの季節とはなったか。
 10時、「その時歴史が動いた/歴史の選択:坂本龍馬暗殺」。11時20分頃、少し揺れてすぐに収まる。日高支庁東部で震度4。浦河の辺りらしい。ちょっとぐらっと来ても焦る。どの本の塔を押さえていいか分からぬのだ。ああ、恐ろしきは地震と台風。
 白川静さんが亡くなっていた(10月30日)。96歳。2000年1月に見た特集TV番組はオモロかった。その時メモした白川先生のお言葉をたまに見返す。「山を移す」、「拙を養う」、「真を保つ」、「狂狷」、「志あるを要す」、「恒あるを要す」、「識あるを要す」、「全体感の有無」。うーむ、とその度に唸って、何一つ成し得ていない我が現在を思い、しばし机に突っ伏すのである。
 1時半、豚肉と玉葱煮、ツナとワカメサラダ、食パン2、同トースト2、麦茶、ミニあんパン1、チョコ1、紅茶。3時半から6時、電気グリル掃除第二弾。午前6時現在、晴、1・3℃、湿度79%、予想最高気温12℃。午前9時過ぎ、郵便局。振替から6700円おろし<Maxvalu>でゴム手袋と今夜そなえてカップ酒二ケ、計910円。帰り道、寝不足の疲れ目に太陽光線がよくないのか涙が出て止らぬ。ガン、肝硬変、卒中系などと共に、特になりたくないのが白内障などの目の病気だ。正午近く就寝。断酒。