須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 持たざる三平

 夕方5時起床。甲子園は終わっていた。駒苫3−早実4で早稲田の夏初優勝。15時現在、くもり、27・5℃、湿度68%。18時現在、くもり、25・3℃、湿度76%。冷やしうどん、食パン二枚、プロセスチーズ、紅茶、水。<JNB>からトークンなるものが届く。受注一件、「定本尾崎翠全集」。妻の本だけど。
 7時半過ぎ、<ホーマック>、続いて<ベスト電器>で掃除機を見る。<ホーマック>で延長コード1m298円、<ベスト>でサンヨーの掃除機7980円を買う。二階のパソコン・コーナーを徘徊。ディスプレイに浮浪者のごとき中年男。挙動不審。面妖なり。見覚えがあるな、と近づけば自分であった。9時帰宅。
 10時、テレビ「ビートルズの103時間」。滞在記録。面白し。1時、焼鳥、厚揚げ焼き、目玉焼、大根の即席漬け、米飯、麦茶。ひと休みして後、3時近くから6時半まで、玄関先に積んであるダンボールを移動したり、玄関内の片付け、掃除。とても狭いスペースでの作業なのに、いやそれ故に尚一層時間が食う。箱移動は妻にも協力仰ぐ。と、また、ここに一つの問題が発生。玄関近くの廊下に並ぶ本棚や積んである雑誌の背面にコンセントがあった筈と記憶していたのだが、これがいくら探してもない。今日買って来たばかりの1mコードが無駄になる予感。とほほ。疲労がいや増す。汗と埃で乏しい髪の天然ウェーブがヘンに反り返った頭、芥川龍之介のような豊な篷髪ならば好いのであるが、妻に、林家三平みたいと評される。オレって三平なのか…、以前は、サリーちゃん(魔法使いサリー)のパパみたい、とよく云われたものであったが、今では林家三平になってしまった。それも芸も人気も金もない三平だ(金があったのかは知らないが)。ああ、誰がこんな未来を夢見たものか。
 6時半、シャワー。ウィスキー水割り、大根おろしと大根漬物。辛くて美味。8時半過ぎ、横になる。冷蔵庫が来ると思うとコーフンする。眠りかけたところの8時45分、電器屋さんから電話。今日の午後1時から3時に伺いますから、と。それは先日購入時にメモも貰ってるし、分かってるのに、とちと苛立つ。9時就寝。