須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 古本市店番バイト2

 午前8時20分起床。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、ヤマザキフルーツケーキ、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。9時25分出。駅までマラソン。二日酔いを自覚。地下鉄ですすきの。

 10時寸前ラルズ着。一緒に店番をやるシャンティ・ブックスの溜君はすでに待機していた。昨日までの売上を見ると吉成君がたいした勢いで売れている。品揃えも良く価格もよく考えられており、売れるのも当然だと思う。会期終了後にはラルズ古本市メンバーの序列が崩れるかもしれない。これからは吉成君などと気軽には声をかけられず、吉成先生とか呼ばんと返事もしてもらえないかも。左胸心臓の辺りがかすかに痛む。二日酔い状態で走ったせいか。ああ、もう若くはないのね、アタシって。

 午前中からそこそこお客が入って、けっこう忙しいが、今回からレコード屋さんが外れたのでその分レジはラク。整理に来ていたなちぐろ君から長沼弘毅『人間宇野浩二』ほか3冊貰う。先月セリのお礼の由。

 1時〜1時半、社員食堂にて昼食休憩。持参オニギリ2とほうじ茶。取材に来た道新記者氏に対応。感じのいい若い人なのであるが、さぞかしいい給料を貰ってんだろうな、と思ってしまう自分。見知った人ではシブヤさん、オノさん、元北天堂さん店員で最近は大学で語学の先生もやってるというIさん。用事の途中でたまたま寄られたのか石川書店ご主人も5分ほど。てっきり通しで8時までのつもりでいたら、3時に亜本屋さん現われ交替。バイト代3千円貰う。鍵谷幸信『詩人 西脇順三郎』、ネイスン『三島由紀夫 ある評伝』元版、『別冊新評 澁澤龍彦の世界』ツカレヨレ本、計3冊1700円買う。

 向いの<ダイソー>で突っ張りポール大210円m購入。南平岸Maxvalu>でモヤシ、月桂冠1合パックつきブリック3ヶ、計328円調達。

 5時前帰宅。紅茶、冷水。受注『小泉八雲作品集』全3冊、『クリスマス・カロル』新書館。梱包1。9時、食パン3、クリームチーズ、持参持ち帰りオニギリ1、紅茶、冷水。本掃除。睡魔。日記。小笠原君ブログ、元旦に『端折れメロス』なる傑作パロディ小説が発表されており大笑い。なんというバカバカしいことを考えつくのだろう。さすがは筒井康隆を師と仰ぐ者なり。呵々。http://ch10387.kitaguni.tv/e1524376.html

 今日の気温−2・2〜3・0℃。1時〜2時半入浴。受注、田中小実昌『ビッグヘッド』。妻が古本で買ってきた雑誌から、入浴前にたまたま話題になっていた知人からの注文。こういう偶然を西手新九郎現象というのだろうか?オオバチマグロ刺身、トンカツ、ブロッコリーのマヨ焼き、モヤシとホウレンソウのサラダ、カスベとオクラ煮付け、燗酒1合、ウィスキーお湯割2杯、玄米茶。午前6時就寝。