須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 恥を忍びて

  12時起床。12時現在、くもり、8・4℃、今日日中最高気温10℃。1時過ぎまで強風。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン1ヶ、マドレーヌ1ヶ、紅茶にて第一食。

 メール三通書く。これに1時間以上を費消する。うち一通、今日になっても入金のない某社へ。これで金に関する問い合わせは二回目なので、随分カネにうるさい奴と疎ましく思われはしないかと怯む気持もあるが、何時までも宙ぶらりんの状態におかれるのも消耗するのであって、しばらくの逡巡の後、こんな恥ずかしい男でも恥を忍んで送信。ほどなく返信あり。四月上旬多忙で事務処理が間に合わなかったそうで、今月は20日に振り込まれる由。ははは。まあ、来月の10日に延期されないと分かりほっとする。

 7時、ラーメン、目玉焼、トースト2枚、醤油せんべい、ピーナツ、冷水、紅茶にて第二食。

 札幌で19歳の大学生が自宅(実家)で睡眠中の22才の姉を刺殺するという事件が発生。名を全部晒すべきであるとネットで書いている一般市民の、おそらくは若者がいたが、誰よりもそれを望んでいないのが被害者と加害者の両親である、というのが分からないのか。

 梱包前に嵩文彦詩集「父」を流し読み。後の詩で顕著となる茫洋としたユーモアとスカトロ趣味(?)はまださほどではなく、むしろシュルレアリスムっぽい短詩が数篇あるのが、ほほう、という感じ。

 受注2件。<楽天>より早川書房世界SF全集23レムの巻「砂漠の惑星/ソラリスの陽のもとに」。谷川俊太郎沢渡朔「なおみ」。

 広島ー巨人。ラジオで途中経過聞き、0−0とのことで、今日は広島の黒田が頑張って押さえているな、と安心し、他の番組にチューニングを変えて十数分も経過したろうか、8時半過ぎにテレビをつけたところ、すでに5−0の巨人勝利で試合終了していた。時間が余って困ったテレビ局が高橋由伸の軌跡みたいな映像を流している。ああ、味気なし。

 12時台、FMで「私の名盤コレクション」。ゲストは直訳ロックの王様の<王様>。まだ活動していたとは慶賀に絶えない。今日はレッド・ツェッペリン英米人の発音では「レッ・ゼッペリン」と聞こえる)の「聖なる館」を特集。王様のしゃべり、今までの出演者で一番。涙を流して笑う。あまりにオモシロイ。最後に一曲ご自分の曲が流れる。「ツィスト&シャウト」を「♪捻っ〜て赤ちゃ〜ん、腰ふれ赤ちゃ〜ん」などと歌っていた。昨日聞き逃したのが残念なり。きっとディープ・パープルへの思いを熱く語っていたに違いない。

 日本酒200mlカップ1ヶを醤油せんべい、ピーナツ、ラッキョウで。4時就寝。