須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 神に感謝

 11時目覚め、正午前起床。12時現在、雪、気温3・0℃。今日日中最高気温4℃。3月中旬の気候とか。かけうどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン二ヶ、紅茶にて第一食。

 実家の法事、業者市開催日の予定繰り上げに加えて、気温が上がらぬがために灯油代が嵩み、出費ばかりが増えて、ろくなことがない春、春とは名ばかりの春なのである。

 4時前、郵便局へ。明日の法事のために振替口座から6370円、ぱるるから680円をおろす。椅子に座って待ちながら、MS出しなに郵便受けに入っていたのを取り出して持ってきた封書を見る。表に自分の名前のタックシールが貼ってある下に×××動物病院と印刷されている。ウチでインコを飼っているという情報を何処かから採取し、このダイレクトメールを送りつけて来たのか。油断も隙もないことである、ペット産業の餌食にされてたまるか、と警戒しつつ裏返してみると友人の◎◎氏の名前が書いてあった。この封筒が気に入って私信に利用したらしい。封を開くと小為替が何枚か、計8千円余り、とコンビニの買物カード500円分、「使って下さい」という手紙と共に入っていた。おお、なんというタンミングだ。なんという偶然だ。これはちょうど明日の法事往復の交通費分ぐらいの金額である。まるで◎◎氏、こちらの苦境を見透かしているかのようだ。まあ、年柄年中だから、特別な超能力がなくても感知できはしようが。それにしても、ああ、我が守護天使よ!早速、はらはらと涙を流しながら小為替に住所名前を書入れて換金する自分を不思議そうに局員と客たちが見ていた・・・というような情景はなく、ほくほくと換金して帰宅。神様はまだ自分をお見捨て出ない。こういう時だけは何の神様かは知らねど、とにかく神様に、感謝!

 7時、妻カレーライス、目玉焼、鶏肉の柚子味噌付け焼、冷水、りんごにて第二食。

 民主党新代表、小沢一郎となる。代表選の演説、菅がハックスリーの「素晴らしい新世界」を持ち出し、小沢が瀬戸内寂聴と「山猫」のバート・ランカスターのセリフを引用したが、ハックスリーが負けてしまった。
 受注一件。<楽天>から森澄雄句集「餘日 」。
 10時、横になって「にんげんドキュメント/新監督古田敦也 新たなる挑戦」を見ているうちに寝てしまう。