須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

あんたはエライ!

 午後7時起床。空を見ないで一日が終わった。21時現在、晴16・3℃、北北西の風2m/s、湿度59%。日中の最高気温20℃ほどで快適であった模様。うどん、ナットウ、トースト、ドーナツ、紅茶、冷水にて第一食。

 メールチェック。やけに受信が少ないなと思い、調べてみたら、メールサーバーが満杯で、朝方から全部が送り返されていたようだ。これで2回目。迷惑メールも増えているが、<楽天>への出品を価格固定販売からオークション形式に切り替えてから、お知らせメールがやたらに来るのが主な原因。これからは三、四日に一度は受信サーバーを空にしよう、と考える。撥ね付けられたメールの中に重要な連絡がなければいいのだが、と願う。遠い親戚が巨額の遺産を自分に残していた、という弁護士からのものとか、私の蔵書を全部あなたに貰って欲しい、という有名コレクターからのものとかさ。

 <楽天>から注文二件。嵯峨信之詩集「時刻表」と岸田理生訳「マザーグースの絵本2 - アップルパイは食べないで」新書館

 ネット徘徊、『札幌人』荒井さんにちょこっとした思いつきや、お客さんに頼みごとのメールなどしているうちにするする時間過ぎ去る。 

 午前3時、牛肉バラ肉焼き、蕗の佃煮、高菜漬け、米飯、番茶にて第二食。牛肉は芽室産のみらい牛という怪しげな名前のもの。未来の国からやって来たスーパー・モーモーなのかしらん、この肉は。まっ、美味しかったんだけどさ。と、フォロー、フォロー。生産者から文句が来るといけない。ウマかったんですよ、ホントに。
 日記を書く。ネット徘徊しているうちに、またいつかのようにウィ〜ンという音と共にパソコンから熱風が吹き出して来たので、あわてて終了する。先ほど頼みごとをしたお客さんから返信メールが来ているのがディスプレイに見えたが、中を見るのは起きてからにする。10時半就寝。断酒。どうだい!まだ家に酒類があるのに飲まなくても平気なんだぜ。エライ!あんたはエライ!と自分の中の二人が遣り取りしている。