須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

あれこれ、ちっ、ちっ、ちっ。

 10時半、電話のベルで起こされる。が、出てみると、切れる。ちっ。また寝る。11時半、玄関のチャイムで起こされる。2回も続けて鳴らすので、すわっ!宅配便か、何処ぞから酒が来たか!と思ってドアを開けると、国勢調査の学生アルバイト。ちっ。また寝る。12時半、また電話。彷徨舎田村社長から。ある件で札幌の○○堂に電話をかけたら「この電話は現在.....」と流れたので須雅屋に尋ねようと連絡して来た由。「犬がいたんだって、店に?」「ええ、走り廻ってましたね」と◯◯堂の往時と現況伝えてあっさり通話終わる。多忙であるらしく、「この頃どうよ」と須雅屋の近況については訊かれず。ちっ。再び横になるも妄想いろいろ眠られず。ようやくうとうとしたかと思うとまたまた電話。出てみると、今しがた<楽天>で『ユリイカ』の「特集:富永太郎」を注文したが、ご本人のメールアドレスが間違っていたので訂正しようと電話して来たお客さん。口頭でアドレス云い始めたが、やたらとでかく響く関西弁で発語される数字や記号を、寝起きの頭ではうまくメモ出来ず、こちらの口座番号伝えて先に送金してもらうことにした。受話器置いてから、店舗情報の欄に須雅屋のメル・アドが載っているのだから、メールで訂正してくれればよかったのに、と思う。ちっ、ちっ。

 そのまま3時半起床。紅茶、冷水。メールチェック。<楽天>から富永太郎の他にもう一件、城井睦夫著「正岡子規 - ベースボールに賭けたその生涯」(って俳句には賭けてなかったみたいじゃないの)にも注文あり。A本屋さんからアルバイトの依頼。来月初め、狸小路<Rプラザ>で開催される古本市期間中の店番と搬入搬出。貴重な収入源なり。毎度有り難うございます。

 6時、うどん、ナットウ、トースト、紅茶、冷水にてメシ。7時から仮眠。9時までのつもりが夜の12時に。「秘太刀馬の骨」を聞き逃す。ちっ、ちっ、ちっ。12時半から2時まで入浴。いつにも増して風呂を堪能する。上がって、第三食。銀鱈の粕漬け焼き、トリ肉の味噌漬け焼き、キャベツのサラダ、蕗の佃煮、米飯、中華スープ、番茶にて第二食。

 室蘭市母恋の郵便局1500万円強奪事件の犯人逮捕の報。27歳無職の男。借金苦からとか。まだ若いのに、甘いんだよ!ちっ、ちっ、ちっ。

 己への申し開きに古本在庫データ、一応4点入力、<楽天>へUP。朝7時から10時半まで日記を書く。焼酎の水割り二杯。今日(もう昨日)は祝日、秋分の日であったのだなあ。午前9時現在、晴、20・1℃、北北西の風4m/s、湿度44%の由。11時半就寝。