須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

3月1日 火曜日

 ESから間羊太郎式貴士蘭光生)の児童書「知らないとそん・500」昭和54年、カタログ「すがや通信」29号からJ・リース「カルテット」昭和63年注文あり。どちらも妻の本。「知らないとそん」は小口に誤って妻が筆ペンでシミを作ってしまったので、千円値段を下げた途端に注文が入った。
 4時前、灯油を買いに出る。先日、閉店後に邪険に断られたGSのK石油で15リットル頼み(悔しいが、ここが一番手間がかからぬので)、その間にすぐ裏にある平岸六条郵便局へ行き、振替口座から金をおろす。すっかり顔馴染みとはいえ、なんてったって金融機関であるからして、ポリタンク持って局内に入って行くのはまずいだろう。それぐらいの分別はあるのである。パトカー呼ばれ、手錠かけられ、署に連行される自分の姿が目に浮かぶ。誤解がとけた後も、だって〜、なんか服装といい、顔付きといい、前から挙動不審な男だったんですよ、などと局員たちがお巡りさんに弁解するにちがいないのである。ついでにDDIfax用回線12月分:2113円の支払いを近所のコンビニ「セイコーマート」で済ませ、GSで灯油15リットル:849円を払い、帰宅。18リットルにすると、自宅に辿り着くまでに手が痛くなり、途中で休憩したくなるので、15リットルというのがベストなのである。

 夜、妻が見つけてきたナボコフ「魅惑者」を妻から買う。ひさかたぶりの仕入れなり。