須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 シミ始末

 午後2時半過ぎ起床。急に涼しくなった。3点しか出品できなかったと妻から業務連絡。ホットミルク、紅茶、冷水。風があるので第一書庫に潜り、窓の開け具合を調整。

 対面はしていないのだが、『北方ジャーナル』を取りに来てくれた対馬さんよりお酒の差し入れあり。ドア外のノブに吊るしておいた袋に磯之澤の純米吟醸うすにごりが入っていた。ありがたし。

 6時半、うどん、冷水、食パン2、ロールパン2、アセロラ飲料、カフェオレにて第一食。

 8時半過ぎ、あまり時間が経過しないうちの方がよろしかろうと、昨夜発見の踊り場シミの件を管理さん居住室に陳情に行く。今日でなくていいのでその部分の敷物マットを取り替えて欲しいと。犬の鼻は人間の1万倍だか10万倍利くというから、放置しておくとどうなっていくか心配です、二次、三次の被害被り、目と鼻を覆う惨状となるかもしれず、ロビーや廊下のシミはなんとか我慢するにしても自室ドア前というのは耐え難いとと訴える(ごく穏やかに)。自分の判断では勝手なマネは出来ないので大家さんに連絡しておくと管理人さん。15分ぐらいするとチャイム鳴り、出てみると大家さんと管理人さんが連れ立って。素早い反応にいささか驚く。「これ撒いて消毒しておきますから、マイペットですけど」と大家さんが農薬撒布機みたいなのを持参しておられる。やらないよりはいいだろうけど、果たして効果はあるのかしらん。後から漂白剤もかけておこう、犬の鼻が悲鳴をあげるように、と内的独白。

 本日の気温17・1〜21・7℃。2時台、アラン・ドロンの映画音楽特集。中三の時に室蘭の映画館で父親と「レッド・サン」(A・ドロン、C・ブロンソン三船敏郎が共演)を観た話を妻にする。プラゴミを出しに行くと小雨が降り出したところ。午前3時〜4時半、入浴。

 シュウマイ、オクラとダイコン漬物、みそ汁、米飯、麦茶、カフェオレにて第2食。断酒。書見少。午前9時半就寝。