須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 日本シリーズ第4戦

 午後1時半起床。曇り。昨日よりはぐっと暖か。外から爆音。大家さんがトラクターで畑をならしている。5月初めとこの時期と毎年2回の恒例行事なり。カフェオレ、冷水飲んで出る。

 郵便局で冊子2ヶ出し、北洋銀行で9万おろし、道銀で今月分家賃62500円を払い込む。請求書と共に入っていた管理会社口座宛の振込み用紙は2階窓口での手数料は420円と知り、105円安くなる1階のATMで払おうと降りて操作を始めたが用紙に管理番号みたいなもんも印字されてるので今回はやはりこれを使用しておこうと、また2階に戻って払い込む。大家氏の口座のある農協では今まで無料だったので、今後は年間5千円ほどとはいえ、何か搾取されているような何ともムナシイ出費だ。道銀の隣に5階建ての秀英ゼミナールビルが、落成間近、どどーん、と出現しており面食らう。また、<セブンイレブン>並びにあったパチンコ屋が建物ごと消失して原っぱになっており、この辺りの激しい移り変わりに驚く。久方ぶりに平岸駅前の<東急ストア>へ。庶民向けの靴屋を目当てに来たのだが、靴屋すでになく今風美容室になっているのをムナシク確認してback。往路、シャッターの降りていたリブロさんが営業中。<SEIYU>で麺つゆ、牛乳、モヤシ2、キャベツ半ヶ、計764円調達。購買物をマイビニール袋に入れている時に大家さん夫人を発見、顔を伏せる。ああ、哀しき人生。小ぎれいな服装でお友達とにこやかに楽しくお買い物中。なるほど、クルマさえあれば<Maxvalu>よりはこちらに来た方がお買い得だものなあと納得。自分は<Maxvalu>へ移動しキズ絆、ティッシュ、キッチンペーパー、洗濯洗剤、計664円。5時前帰宅。郵便受けに管理会社から今月分家賃の督促状あり。請求書には「様」となっていたがここでは「殿」に変わっている。この素早さと容赦ない取り立てはまるで悪徳金融を思わせる。ひやゃああああ。恐ろしや。先が思いやられる。この季節から箱男になるのは辛いなあ、過酷であるよなあ。妻はつき合って箱女になる気もないだろうしなあ。ああ、こんな卑しい◯◯◯に苦しめられる人生を送ろうとはなあ。

 食パン2、クリームチーズ、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶にて固形物第一食。6時からラジオ、次いでテレビで日本シリーズ。日ハム(八木)ー巨人(高橋尚成)。八木が粘り、最後は武田久がいい当りをされてヒヤヒヤしたが、8−4で日ハム勝利。2勝2敗の五分に戻す。今日の気温4・0〜15・5℃。

 零時半〜2時入浴。鶏背肉塩焼き、コーンコロッケ1、目玉焼き、蒸しキャベツ、(もう一品失念)、トースト1、燗酒一合半、玄米茶。少書見。葛西善蔵の生きられた時代が羨ましいことだ。レヴィ=ストロースが10月30日、百歳で死去の由。7時就寝。