須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 5月交換会、総会

 午前8時起床。頭ハッキリせず。食パン2、マヨ、坂ビスケット少、ホットミルク、紅茶にて第一食。45分出。好天。地下鉄で大通。

 9時半、頓宮神社着。本日は、前年度の最終交換会。事業部員としての自分の役目も終りだが、30分も遅刻したので、準備はすべて終わっており、何もやることなく、薫風書林氏と煎茶を飲みながら談笑して過ごす。恒例お参りは済ます。なちぐろ大西事業部会計に先月分2520円払う。角口会計理事に組合費残4千円払い、来月からの頸を繋げる。萌黄さんからグラシン紙を恵まれる。有り難し。11時から開札。係なので自分も札開けをやる。先月も出品された、薫風氏のお客さんからの委託の口がたくさん出ている。山に一冊だけ欲しい本が入っていたが入札はせず。たしか当店にも一冊在庫のある、終戦後に出た『ロマンス』という大衆文芸雑誌のたいそう状態の良い10冊に入札するも千円届かず。やはり金がなく、感も衰えている自分と、金もあり、場数踏んでる人の差は歴然。安価で落ちていた福永武彦本と関係資料の一縛りも見逃していたのに気が付き、臍を噛む。11時40分、最終開札。後片付け。集荷配送係としての最後の務めを果たす。正午半終了。解放感。

 配給された幕の内弁当とPB茶にて第二食。缶ビールが一本ついた時代が懐かしい。ああ、昔はよかったなあ。1時から組合総会。組合主催の催事について、私の最後のお勤めと語るアルスさんが熱弁を奮う。新理事長承認さる。久方ぶりに温泉宴会の可能性あり、期待するや大。岐阜の高校教師を騙る客に注意との報せあり。あの詐欺師某が再び蠢動しているらしいのだ。総会終了後、事業部慰労金の残1万円を貰う。有り難し。帰り際、大西君、恊治君に新専務理事から声がかかる。人のいい両君はなかなか組合業務から解放されないようで気の毒。その点、自分などは二十年以上も組合にいるのに人望がないからラクチン。

 帰り、〈直販〉を覗き、〈ダイソー〉で靴下とカセットテープ、315円。南平岸駅前〈Maxvalu〉で、モヤシ2、もめん豆冨2、ジャガ薯1袋、計213円、〈セイコーマート〉で低脂肪乳1、玉子1P、計286円購入。4時帰宅。『札幌人』荒井さん、東京Iさんからメール。受注、千家元麿『詩集自分は見た』復刻版、『詩集霰』昭和6・やぽんな書房・函欠。

 6時半〜8時仮眠。『北方J』原稿。土合さんからメール。本日の気温、10・7〜21・3℃。1時半〜3時入浴。ブタバラ塩焼き、蒸しモヤシ、天ぷらカマボコ、イカ刺、発泡酒アサヒ・クリア250ml2本、ウィスキー水割り2、玄米茶。『Swing journal』が6月号で終巻の由。夜になって急激に涼、強風、夜半雨も降り出す。午前6時半就寝。