須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 古本市店番1

 午前8時15分起床。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、牛乳、カフェオレにて第一食。

 地下鉄で薄野駅。9時10分前、狸小路<ラルズ>着。亜本屋さんの代理でセカンズ夫人と古本市店番。もちろん、自分の二番目の妻の謂いではない。ご同業セカンズさんの奥さんのことである。第一、自分の一番目の妻はまだ生きているしな(セカンズ社長、失礼、お赦しあれ)。My fourth wife was his first wife .とかなんとか米国滞在中の田村隆一が詩人かプロフェッサーのアメリカ人に谷川俊太郎を紹介したとかいうエピソードを思い出す。しかし、萌黄夫人といい、なちぐろ夫人といい、セカンズ夫人といい、古本屋の奥さんは皆よく働くなあ、と感心。今回の古本市、品はずいぶん入れ替わっているというのに、お買い得な本も多々あるというのに、金と置場があれば自分とて欲しい本がぽろぽろあるというのに、天候不順のせいか売上イマイチの様子。ある印刷物を見て心にさざ波、嫉妬の焔。というような日々が続いて人生の終焉を迎えるのだろうな。あ〜あ。12時50分〜1時50分昼食休憩。社員食堂にて持参オニギリ2、と番茶、冷水。開高健ピカソはほんまに天才か』中公文庫拾い読み。以前から顔見知りのお客さんチラホラ数人来場。ステッキをついている人あり、歳月の重さを感じる。

 3時、亜本屋さんと交替。1時間ほど会場徘徊。ラルズ地下で森永調整牛乳、ヤマザキ薄皮つぶ入りあんパン、計247円。南平岸Maxvalu>にて粗悪食パン85円。5時過ぎ帰宅。

 時々居眠りしながら巨人ー阪神。2−2でラジオ中継切断される。梱包1。9時半、トースト2ベビーチーズ、ミニあんパン、紅茶、冷水。21時現在、曇り、18・0℃(最低14・5、最高19・1)、湿度75%。阪神は巨人にとっては勝ちに等しい引き分けを献じていたが、横浜、日ハムは勝っていたので野球的にはなかなかいい日だった。梱包また1。1時、メバチマグロと南蛮エビ刺身、蒸しジャガとシイタケのマヨ焼き、ダイコン浅漬け、エビだしみそ汁、米飯、玄米茶。3時〜4時半入浴。断酒を続ける健気な私。午前7時近く就寝。