須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 古本市店番8

 午前10時半起床。9時現在、雨、22・3℃、湿度86%。フリカケおにぎり2、牛乳、紅茶、冷水にて第一食。地下鉄でススキノ。

 12時から5時過ぎまでラルズ古本市店番。2時〜3時社員休憩室で休憩。五輪ソフトボール予選:アメリカ7−0日本を観戦。向こうのアボットという180以上?もありそうな長身投手、球が速く、コントロールもよく、チェンジアップも素晴らしく、非の打ち所無し。また打線も4本もHRをかっ飛ばし、日本は5回コールドの完敗。決勝リーグで再戦してもちょっと勝てそうな気配がない。日本の選手は皆ショートカットだが、米は長く伸ばした髪を後ろで束ねている人がほとんど。5分ほど仮眠。古本市の隣のスペースで昨日から始まった戦争墨絵展観る。人間は極限状況であったにしても、こんなふうに皆一様に全員が全員同じ表情(目を吊り上げるとか)をするものだろうか。店番しながら見沢知廉『母と子の囚人狂時代』とジノビエフ『酔いどれロシア 戯画詩集』読む。乱歩創元推理文庫『人でなしの恋』買う。150円。

 ラルズ出ると霧雨。<ダイソー>でボールペン105円。三条ビル亜本屋さんへ寄りアルバイト代4千円貰う。いい人ぶるわけではないが売上が売上なので千円バックして感謝される。帰り、廊下でお隣の北海道画廊さんの社員さんと挨拶。北海道画廊(http://hgarou.studio-web.net/)が出している道新の宣伝広告欄?に須雅屋ブログのPRまで記して頂いていたのを知り驚く。ありがたし。それにしても同業者からも友人知人からも、載ってたぞ、とも何も云ってこないのはどうした訳か。

 <Maxvalu>内<ボストンベイク>で食パン108円買い、<Lawson>でNTT二回線分3778円払い込み、6時半帰宅。 18時現在、雨、20・4℃(最低21・5、最高24・4)、湿度93%。紅茶、冷水。

 じゃんくまうすさんの『漫画目録』26号と『古書通信』8月号が来ていた。古通の方は購読勧誘のための見本誌。かつては全国から毎月3〜40店?もあった販売目録を掲載している古本屋が10店という少なさ。ネット販売の影響ならん。誌面をリニューアルした由で、なるほど以前に比べて字が大きくなって読みやすい。弘南堂庄一氏が「頑張る古本屋」なる特集に「ローカルな視点から」というタイトルで寄稿している。いい文章だと思う。受注、K. M. E. マレー『ことばへの情熱 - ジェイムズ・マレーとオックスフォード英語大辞典 』。梱包1。


 8時、五輪野球:日本6―0オランダ観戦。杉内、田中将大川上憲伸。新井に初ヒット、4点先制。その後8回までチャンスはできるが点は入らずもどかしい思いをする。GG佐藤の初ヒットがHRとなる。続いてサッカー女子:中国ー日本を前半途中から観戦。ハーフタイムにうどん、ナットウ、冷水、トースト2、紅茶にて第二食。日本が2−0で勝ち準決勝へ。68年の釜本たち以来の由。柔道は重量級で女子塚田真希銀、スキンヘッド国士舘石井慧金。日ハム6連敗。

 零時から4時まで詩集製作作業。ほぼ山は越えた。シャワー。5時、サーモン刺身、エビフライ、蒸しジャガマヨ焼、枝豆、燗酒2合、ウィスキー水割り1、玄米茶。午前7時半就寝。