須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 引っ越し手伝い2

7時半目覚め。8時半起床。6時現在、雪、−4・2℃、湿度71%。うどん、ナットウ、オニギリ1、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、冷水。
 9時35分出。<セブンイレブン>ATMでJNBに6千円入金。これは夜の送金のため。地下鉄でススキノ、10時10分◎◎屋さん着。預かっていた鍵で中へ入る。昨日の続き。本日は内外画集と大型本の移動。昨日と同じように縛らず、両手に抱えられる分だけ抱えて何十度も新店と旧店を往復。途中、またまたトイレの床モップ掃除。空いた棚を◎◎屋さんと新店へ移動して本を詰める。2時、持参オニギリ2ヶと持参冷水、配給ペットボトルお茶で昼食。
 つくづく、大型の美術本は扱いたくないな、と思う。まあ、今までは資金なく扱いたくても扱えなかったのだけれどもこれは幸だった。ハッキリ云って、集めるのに金はかかるわ、利幅は薄いわ、置場に場所は食うわ、足は遅いわ、通販で売れても梱包も手間だわで、ほんま貧乏古本屋向きでおまへんのや。やっぱり、薄うて、仕入れは安うて、売値は高うて、足が早うて、なあんて本が一番でおますわ、古本屋にとって。ちがいまっか。まあ、そないな品揃いの商いは、和本が枯渇なくぎょうさん供給され、しかもライバルのいない市場が近場にあったら、可能かもしれまへんけどな、知識もありまへんけど、第一そんな天国みたいな市場、何処にも存在してまへんでっしゃろ、ほなさかい、端から無理なんだすわ。おっと、出鱈目な関西弁のおしゃべり止めて仕事、仕事しよ。
 食後、また同じ作業の繰り返し。ここの棚の本は重いのなんのって。一番大きな棚を分解して二人で移動、本を詰める。6時終了。バイト代8千円頂く。
 <アインズ>で安目薬417円、南平岸Maxvalu>でモヤシ、玉うどん、トイレペーパー、計544円調達。7時帰宅。
 18時現在、晴、−1・9℃(最低−6・9℃、最高0・1℃)、湿度50%。8時「鞍馬天狗」。遅れていた<日本の古本屋>1万6千円を振り込む。受注1、谷川俊太郎『詩集十八歳』。梱包4。零時半入浴1時間半。本マグロ刺、牛小間切れ炒め、シイタケ・モヤシ炒め、トースト1、水割り4、玄米茶。書見。3時半就寝。