須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 三人

 2時、宅配便のチャイムで目覚め。お客さんから「YOKU MOKU」のクッキー詰め合わせ。有り難や。2時半起床。12時現在、雪、−4・4℃(最低気温−8・3℃、最高気温−4・1℃)、湿度43%。うどん、ナットウ、冷水、炙りロールパン2、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。

 受注3。山本健吉『古典と現代文学』、『偐紫田舎源氏』、モロワ『マルセル・プルーストを求めて』新書判。天麩羅(エビ、アナゴ、カキアゲ)うどん、どら焼き塩キャラメル、冷水、カフェオレ。

 10時『ETV特集/父とチャコとボコ・金子光晴の戦中未発表詩』。手書き私家版家族詩集『三人』の中の妻森三千代と息子森乾さん作にも、かなり光晴の手が入っているように思えた。画面でも紹介された詩のあの句読点の置き方は金子光晴のものに見えるから。弟子の詩人で写真家、現在は九州で(?)ラーメン屋さんやってる峠という人に好感持つ。それにしても何処の古本屋さんにあったのか、この私家版詩集。これがウチにあったならしばらくの間は食えたのになあと羨む。梱包2。日記。焼鳥(トリモモ、ネギ、ポンポチ)、カスベ煮付、白菜おひたし、燗酒1、ウィスキー水割り2、玄米茶。書見。6時就寝。