須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

仕様がない

 午後6時半起床。18時現在、雪、0・3℃。

 朝方に福永本について問い合わせのあったお客さんとメールでやり取り。<日本の古本屋>から「重要:不払い事件について」という件名のメールあり。なんじゃらほい、と見てみれば「日本の古本屋」古書店会員の皆様に“緊急のお知らせ!!「代金後払い」で注文をうけ、発送したのだが代金を回収出来ないという内容の報告を多数受け、東京組合にて調査をいたしましたところ、同一人物が注文を行っているということが判明致しました。ご確認下さい。」とあり、まさかな、と思いつつご確認したところ、「あっ!」と思わず机を叩く。1月18日に送本したまま入金がないので、メールで二度、封書で一度再請求したが、金も送って来ぬし、うんともすんとも言って来ぬ、神奈川の◎◎◎という男の名前住所がそこにあるじゃあないの。通常は先払いでお金を頂いているのだが、本がマジメそうな内容であることもあり、この時は先に注文本を送ってしまったのだった。品物は「英語辞書発達史」林哲郎/開文社/昭60/2,625円、本の送料が340円、督促の切手代80円で計3045円の損害なり。なんと確信犯であったとはなあ。そう云えば、<日本の古本屋>に同じ本が数点掲載されていて、いずれも当店よりは売価が安いのに何故?と訝しく感じたのを思い出した。一番遠距離にあった当店が彼には都合がよかった訳だ。仕様がない。とほほ。

 9時、うどん、ナットウ、トースト1、豆パン1、バナナ1、いただき物のチョコレート一粒にて第一食。

 朝方のブローティガン探すのに1時間。<楽天>から山田風太郎の文庫に受注。夜の12時前から突然、ネットが見れず、メールの送受信もできなくなる。プロパイダにつながっていないのが原因と判明。

 2時半から4時、入浴。ホッケフライ、チキン・チーズフライ、椎茸のつつみ揚げ、漬物、さきイカで燗酒二合、水割り二杯。短いネット生活だったわね、と妻が云う。朝7時就寝。