須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 お早いご送金を

 午1時起床。二度寝。3時起床。12時現在、晴、17・8℃、湿度54%。15時現在、晴、16・4℃(最低10・3、最高18・4)、湿度63%。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、サザエお焼き1、牛乳、カフェオレ。受注1『詩の作り方研究ー現代詩講座第五巻」昭4。

 梱包2。うち一件は神奈川の同業者からの注文。以前にも2回売っている店なのだが、同業割引もしているのに、他の古本屋さんと違って送金遅く(と云っても三週間弱だが今の時代では遅く感じる)、あまり有り難味が感じられなかったので、当店困窮してますので出来るだけお早いご送金をお願いします、と今回はメールにも請求書にも本当のことを記しておく。そこのHPを見ると歴史もあり在庫も豊富で人格も立派そうな店に思えるのだが。まあ、昔は、そう、十数年前は当店も病気のように多数他店に注文して本を買いまくったが、しかしそのいずれの送金も決して早いとは云えず、人のことをあげつらう身分ではないのだが、今ではすっかり自重して一切頼んでいないし、第一、昔は昔、今は今なのであるよ。

 6時からラジオで中日ー巨人。病み上がりの朝倉ー上原の先発で始まるが小笠原が二打席連続、2HR、満塁HRで6打点。スゴイ打者である。一昨年までは日ハムにいたのである。4番のラミレスは昨年までヤクルトにいたのである。7時〜9時、砂嵐テレビで観戦しつつ合間に書見も。ラミレス、イ・スンヨプにもソロHRで出て9−1で巨人。Gは最後に出て来たトウノとかう若いのもいい投手だった。次から次へと有望な若いのが出て来ている。憎い。羨ましい。10時〜11時、第一書庫で注文本探し、ついでに棚拭き掃除。雨。風も吹き始める

 零時半〜2時入浴。強風、窓ガラスを震わす。豚ロースとネギ塩焼き、ダイコンとネギ入りカジカ汁、目玉焼、イカ塩辛、燗酒1合、ウィスキー水割り4、玄米茶。飲みながら寿郎社サイトの東直己連載「腹の虫」を読む。いつ見ても混み合っていて映らず読めなかったのだが今日は上手いこと表示され、その毒舌を楽しんだ。1月の例の事件についての辛辣なコメントとか、最近JR札幌駅コンコース内の書店で万引きに間違われたが、よりによって地元の書店員に作家である自分の顔を覚えられていないのがショックだったとか、携帯電話は持たない主義であるとか、クレジットカードは持たない方針であるとか。書見。午前6時就寝。