須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 ドンドンドン

 12時起床。12時現在、雪、−5・7℃。力うどん、ナットウ、冷水、コーヒー、ノースマン(お菓子)。2時あたりから雪しげし。

 ラジオ「日曜喫茶室」。ゲストは萩本欽一京都パープルサンガの監督柱谷幸一で、テーマは「二時間で監督になれる法」。柱谷は岡田監督の後を引き継いだコンサドーレでは連敗につぐ連敗をもたらし、通算成績1勝8敗1分け解任され、J2でも低迷する現在の札幌の基礎を作った過去には触れず、京都での成功体験ばかりを語っていた。まあ、人間とはそういものかもしれない。だが、監督して初采配となったコンサドーレでのあの屈辱の失敗から学んだモノは少なくない筈だ。

 4時から日記付け。5時、りんご。5時半から相撲見ようと寝室のテレビ前にいると、千代大海が勝ち、魁皇が負けたところでズンズンズンと地響きのようなものを感じる。二階のお子様かと思ったが、止まずにずっとズンズンしている。あ、これは、と昨年の10月に覚えがあるので玄関へ行き、ドアの覗き穴から見てみると、黒っぽいズボンに黒っぽいブルゾン(というよりジャンパー)の男が隣室のドアをドンドンドンドン、何ごとか叫びながら叩いているところ。年は30前から35ぐらいか。途中で一度いなくなったり、また現れては煙草を吹かして、煙りを新聞受けから吹き込んだりしながら、恐喝的言辞吐きつつドンドンドンドン6時半までやっていた。不気味なり。でも、それを覗き見してるオレって何?いろんな人間がいていろんな人生があるなあ。6時半からまた日記付け。

 8時、大河ドラマ功名が辻」。餡入り蓬餅、餡入り豆餅、豆パン、紅茶。12時半から入浴。2時、マグロ刺身、味噌雑煮(餅二ヶ)、ホッケの飯鮨、ウィスキー水割り二杯、麦茶。4時半就寝。