須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 かる〜く凌駕されていた

 12時40分目覚め。12時現在、晴、21・8℃(最高気温22・9℃)、湿度40%。14時起床。鶏即席麺、ナットウ、冷水、食パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。Net徘徊。二年前から計画を聞いていた<真駒内石山堂>さんが9月10日からオープンしていたらしい。http://makoishi.com/shoko.html 覗いてみると、こと文学書の品揃えでは須雅屋はじめ何軒かの古本屋はすでにかる〜く凌駕されているようである。その蔵書からして予期していたことなれど長年一応古本屋をやってきた立場としては、このまま一生日陰の身が続くのか、と忸怩たるものあり。やっぱり蒐集の年季が違うと云えばそれまでだが。店主中野朗さんと番頭杉村悦郎さんの日記もそれぞれ載っている。中野さんの「あたふた」しながらも出来る限り古本屋を愉しもうとしている毎日(古本屋の日記はけっこうあるだろうが兼養蜂家の日記となるとこれは貴重)、杉村さんの「ふらふら」しながらも企画を次第に形にしてゆく日々、お二人の奮闘ぶりが伝わってきて、こちらにも励まし(我が身に都合よい部分を拾って)となる。それに昨年1月から自分も気になっていた件もどうやら解決していたようで安堵。受注2「 乳房よ永遠に - 薄幸の歌人 中城ふみ子」、楠山正雄訳/初山滋画「アンデルセン童話 おやゆび姫」大正4。乳房の方を第一書庫に潜り探すこと30分。18時「週刊こどもニュース」。コンサドーレ3連敗。昇格危うし。入力。21時「ドラマ・スーパーストーム」。零時入浴。鶏唐揚げ、ポークソーセージ、冷奴、プロセスチーズ、漬物、水割り4、麦茶。5時半就寝。