須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

卵もある。米もある。

 11時目覚め、1時起床。腰痛やや軽し。12時現在、−0・6℃。今日日中最高気温0℃。昨日の服、バックなど整理。冷水、牛乳、カフェオレ。嬉しい年賀メール一件。

 2時ぐらいから雪。同業者K君からもメール。「大変でしたね。時間を見つけて父上の思い出で飲みましょう」。とあるが、しかしおそらくその機会は古書組合の新年会まで設けられることはないだろう。
 夕方、外出。<セコーマート>でガス代10月分6118円を払い込み、卵10ヶパック98円を買い、腰の養生のため立ち読みもせず、即戻る。「お一人様2パックまで」とあったのに一ヶのみにしたのであるけれど、貴重な動物タンパク源、豪気に二ヶにすれば好かったかな、たかだか98円ではないか、ああ相変わらず今年も男らしくないことだなぁ、と後悔しつつ雪降る中を帰ってきたのであるが、冷蔵庫の中、我が家においてはかつて記憶にないほど、至る所ゴージャスに鶏卵だらけであったので、今年最初の選択はまちがっていなかったぞ、と安堵する。米もまだある。これで当面の栄養問題は心配するに及ばずだ。

 6時、うどん、ナットウ、トースト、ソーセージ、天ぷらカマボコ、冷水、菓子パン(くるみキャラメル蒸しパン)2ヶ、紅茶。

 9時から11時、焼酎水割り二杯飲みながら「古畑任三郎」。やはり、当初の企画通り、イチローはハチローという役名にして、しかももう少し悪い奴にしてくれなければ面白くない。無理な注文ではあるだろうけど。 夜1時、メシ。ソーセージ、天カマ、トリ肉味噌和え、米飯、お茶。

 A本屋さん委託分から内田魯庵「思ひ出す人々」(大正14年・四版・春秋社)1500円の注文来る。「少ヨゴレ、後ろ見返頁の中央部に破れキズあり」のあまり状態の良くないものだが、元々A本屋さんのお客さんなのか、本を先に送ってやってちょうだいとメールにあり。有り難いことではあるが、何処にあるんだろう?、この本。在処が分からない。困ったもんである。

 腰がまた少し痛み出す。サロメチール塗る。テレビで中継されるプロ・サッカーの試合で前後半90分終り、いざ延長戦という中休みに選手達がトレーナー(?)によって脚に白いクリーム状のものをべたべた塗布されてマッサージされているのをよく見かけるが、推測するに、あれはサロメチールかそれに類した薬品だと思う。痙攣間近の選手達の筋肉の懲りも急速に和らげる効力があるのだろう。そういう訳で、自分はサロメチールの威力を信じているのである。と、力入れて主張するほどのことでもないとは思うが。2時就寝。