須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

迷惑なんですけど。

 9時目覚め、10時起床。トースト、アンパン、アップル・ジュース、紅茶、冷水にて第一食。11時、ある方が来訪、すぐに去る。何故かトウフ、ナットウ、小揚げ、卯の花、など大豆製品とコンニャク関係をたくさん戴く。

 昨夕、東京の某大学からFAXで注文が届いたが、当店のカタログにもネット上にも掲載しておらず、また在庫もしていない身に覚えのない本であった。本は「未だ/既に:村上春樹とハードボイルド・ワンダーランド」鈴村和成著750円。たったこれだけで公費。で、昨日今日と、何処かの店の在庫と勘違いしているのでは?という意のFAXを送ろうとするが呼び出しが鳴るばかりで受け付けない。仕様がないので、豆粒ほどの細かな見辛い字で書いてあるアドレスへメールを送付。宛名ははっきりと古書須雅屋になっているので、不気味。村上春樹さん、それとも鈴村和成さん。どちらにしろ、迷惑なんですけど。

 12時現在、天気曇り、19・4℃、南東の風4m/s、湿度77%。今日日中の最高気温21℃の由。少し蒸す。

 日記を書く。梱包1ヶ、<楽天>から注文2件。ジョン・コリア「モンキー・ワイフ」。「シモーヌ・ヴェイユ詩集」と「吉本隆明詩集」思潮社版初版。

 6時、うどん、ナットウ、トースト、カリントウ、紅茶。

 7時、国勢調査回収に来る。「吉本隆明詩集」をあちこち探す。1時間半を費やして見つからず。腰に痛みを覚える。座っても一向に和らぐ気配なし。で、8時半、横になる。