須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 ささやかな幸福

 午後の4時に玄関のチャイム鳴る。覗き穴から覗いて怪しい者(例えば警官とか)ではないのを確かめてドアを開けると、郵便屋さんの書留配達で、差出人はDIONからであった。中には1万円分の小為替が入っている。1月半ばのADSL契約でのキャンペーンの特典というかオマケ。契約開始後約2ヶ月後の由であったので、日数からいってそろそろ来るんではないべか、と期待にそわそわしていたところであっただけに、これはありがたい。うっしっし。ああ、貧乏人のささやかな幸福。

 大相撲、魁皇雅山に敗れ、2敗目。この雅山、狡猾なとり口が目につく男で、今場所は昨日までで3勝6敗となっており、よしよし、これでこいつの大関復帰の野望は絶たれたな、と喜んでいたところであったのに、今日もやる気なく、あっさり負けるだろうと踏んでいたのに急にがんばりやがって、ほんとうに余計なことをしやがる野郎である。

 ESから注文1件、谷川俊太郎「愛のパンセ」新装版900円。これは自分の本。