須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 狸小路でご苦労さん会

 徹夜したまま原稿何も進まず。朝9時、オニギリ大(焼きタラコ)1、紅茶。資料読み。11時半就寝。

 午後4時半起床。牛乳、紅茶。受注、高野公彦『歌集 地中銀河』、 丸山豊 『詩集 微安心』、萩原朔太郎『純情小曲集』(復刻版愛蔵版)冬至書房。

 6時前出。地下鉄南平岸駅で食事会にお招ばれしていた妻とバトンタッチ。地下鉄ですすきの駅。6時半、狸小路〈さかなや七福神商店〉前で荒井さん、薫風書林氏に合流、飲み会。薫風佐々木氏とは昨年11月27日以来、荒井さんとは2008年秋の頓宮神社以来か。昨年体調崩され緊急入院し、今は回復されたようだが以前よりはまだまだスマート。「『札幌人』ご苦労様でした、そして単行本出版おめでとうございま〜す」と、奢られるのに厚顔だとは思いつつも、せめて乾杯の音頭を取る。ビールと焼酎。ツマミは刺身盛り合わせ、ホッケ、タコ唐揚げ、焼鳥、漬物、イモピザ的な物など。始めの30分ぐらいはビールも飲まず、食い物を食わず、古本屋としての個人的思い出も交えて西村賢太氏について熱弁をふるい、その後はいろいろと噂話。会計の折にサービスされたスルメを二人からも貰い、計3枚になりささやかな幸福感にひたる。8時半、近所の地下のカラオケ屋さんへ移動。食べ放題のソフトクリームを舐めつつ、ウィスキー水割りWを数杯。荒井氏は、ボブ・ディラン、オアシスなど洋曲専門。初めて聞いたが、さすがプロデビューの声がかかっただけあって上手いものなり。11時過ぎお開き。1次会2次会と荒井さんにご馳走になる。

 南平岸Maxvalu〉にて白鹿200mlカップ2本、トイレP、計602円調達。零時半帰宅。これはオミヤゲだよ〜ん、と妻にスルメを三枚渡す。本日の気温2・1〜9・3℃。午前1時半就寝。