須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 珠玉、暮鳥、アマゾンからの魔手

 午後2時半起床。また蒸し暑し。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン1、牛乳、カフェオレ、冷紅茶。沖縄で新型インフルの感染者が死去。国内初。50代男性の由。

 梱包1。受注『珠玉 3号4号合併号〜32号揃い 25冊と「鶴(ぐるす)文庫図書目録1949」計26冊合本』。札幌の名前のみは知るお客さんだった。昔、ウチの目録を何回も送ってみたが蒐書の傾向がウチとは合わなかったのだろう、一回も注文はなかったのだが。梱包1。6時40分から書きもの。今日の気温20・6〜27・9℃。作業続き。午前2時から食事。鶏モモと青唐辛子とネギ蒸し、ワラサの塩焼き、卵焼き、エビだしみそ汁、米飯、玄米茶。

 入浴しようとしていたところへ受注。山村暮鳥『聖三稜玻璃』、昭和22年、十字屋書店版。普通は函付みたいだが該書はカバー付き。探索に20分、メールなどで1時間。午前5時近くとなる。コメント欄に「どうしても19日までに入手したいです。よろしくお願いします。」とある。なぜ19日までなのか疑問に思い、調査してみるとどうもアマゾンの出品者らしい。確証はないがまず間違いない。これも検索してみたら、普段はサーフィンなど楽しんでるアウトドアーな人みたいだが、うちの商品を在庫に商売して1万5千〜2万円ぐらい儲けるようだ。金に余裕があれば撥ね付けたいところだがその反対なので買って貰うしかなし。ああ、口惜しい。5時〜6時半入浴。断酒。午前9時就寝。