須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 蒸し暑し、井上靖

 午後1時半起床。晴。蒸し暑し。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、イチゴジャム、牛乳、カフェオレ、紅茶。3時現在で気温27・0℃。夕方から曇る。昨日に続きネット上の保坂和志インタビューを読む。梱包2。本日の気温、19・1〜27・8℃。

 9時から入力。8点UP。拾い読みした『井上靖評伝覚』によると戦前の『サンデー毎日』懸賞当選小説「流転」120枚は2日で書いたとある。脇でお父さんが清書してくれたからとはいえ、あまりといえばあまりの速さだ。腱鞘炎にはならなかったのだろうか。これの単行本帯付き、初めて参加した87年の明古大市で斜め向いの席に座ったKK堂さんがとんでもない高値で落札して(たしか80万とかではなかったか?)驚かされたのを思い出す。今はかなり下がったみたい(?)だけども。しかし出生地は旭川というが、生まれて1年ぐらいしかいなかったようだから本人の記憶に旭川はまず皆無だったのではないか。

 ラジオ深夜便矢沢永吉特集と十勝の歌人時田則雄さんのインタビューを聞きながらサンマとイカ刺身、キャベツとブナシメジ煮付け、鶏肉とキャベツのゴマだれ和え、酒2合半、玄米茶。午前7時前就寝。