須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 妻帰る

 午後3時、チャイムで起きる。新聞勧誘か某◯◯◯集金人かと思いきや中野さんが立っていて驚いた。お貸ししていた自分の詩集を持って来てくれたのだ。じゃ、またね、とすぐ帰られたが、イギタナイ中年男の怪しい寝起きの姿を見られてしまった。ジャージ着て、頸にタオル巻いて(防寒用)、髭ぼうぼうで、通常に増して髪乱れ、額露出させて、落ちぶれた泉谷しげるか、何処ぞの浮浪者のような。

 3時半起床。15時現在、晴、7・3℃(最低−1・8、最高8・5)、湿度67%。4時過ぎ、米を磨いでいたところに妻帰宅。いつもより3時間も早く焦る。うどん、ナットウ、冷水、食パン2、ジャム、牛乳、紅茶、冷水。

 8時半〜10時入浴。『札幌人』をやる予定であったがタコの誘惑に負けて酒。岩内近海タコ刺し身(義母宅近所の人が穫ったもの)、焼きホッケ、ダイコンおろし、義母特製煮しめ(タケノコ、フキ、シメジ、シイタケ、糸コンニャク、ブタ肉)、ニシン漬け、蒸しモヤシとメカブ和え、燗酒三合半、玄米茶。書見。午後4時就寝。