須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 酒が来る

 3時過ぎ起床。15時現在、晴、−4・1℃(最低気温−2・2℃、最高気温−1・5℃)、湿度47%。

 午前中自分が寝ているあいだに小笠原君から贈り物が届いていた。何ごとならん。賄賂か?いや、あの男はそんな行為とは断じて無縁の筈。それに、そこいら界隈を縄張りにしている猫ほどもこの世に権力を持たぬ自分に貢ぎ物をしても、何の便宜もはかれないので如何なるメリットもないのはそこいら中の猫にも周知の事柄である。が、考えてみれば今日はわが誕生日であり、そのお祝いにお酒を送ってくれたのだと判明。なんと自分が恒日頃憧れている一升瓶で、しかも一の蔵。かようなまともな酒がわが家に存在しているとは、この2年以上なかったことであり、自分は酒瓶を抱えてしばし、じ〜ん、と感涙に咽んだ。

 うどん、ナットウ、冷水、トースト1、炙りロールパン1、ミニ餡パン1、牛乳、カフェオレ、紅茶にて第一食。

 受注2、『メグレシリーズ』、『赤いろうそくと人魚』。11時外出。雪しげし。<セブンイレブン>のATMでJNBより1万1千円おろし、NTT2回線分3853円支払い、<Maxvalu>でマヨネーズ、ナットウ2P、木綿とうふ、牛乳、ジャガ薯キタアカリ2袋、ネギ、玉うどん、計918円調達。2月になってから、うどんの値上りが凄まじい。三玉一袋98円から一気に138円に。ビンボー人の食い物が奪われてゆきつつある。帰宅後、ブナピーとビーフのカレーライス、冷水、チーズビスケット、カフェオレで第二食。1時入浴2時間。昔日日記。書見。断酒。7時就寝。