須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 古本市搬出

 10時半目覚め、11時半起床。第二書庫でコンラッド探索30分。無事見つかる。12時現在、晴、−3・3℃(最低気温−7・6℃、最高気温−2・9℃)、湿度48%。うどん、胡麻パントースト1、炙りレーズンロール1、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。

 2時半出。小雪。地下鉄でススキノ。3時ラルズ着。ザリガニヤさんの台から2冊佐々木浩の詩集と小林恭二『荒野論』計210円買う。なちぐろの大西君、書肆吉成君、今回の成績がなかなかであったので、ニコニコホクホク。8時まで古本市撤収、搬出、月寒倉庫へ格納。亜本屋兄弟、スサ父子、須賀の5人で。バイト代5千円頂戴する。有り難し。

 会場の箱詰めは薫風娘モモちゃんにも手伝ってもらったのだが、彼女は元たまの石川浩司氏ファンクラブの旅行で2月1日から1ヶ月近くチェンマイに滞在するという。安全な土地だと聞かされているそうだが、政情不安定なタイ、無事の帰国を祈らざるにはいられない。まあ、観光客は大切に扱うお国柄らしいから、どうということもないだろうけど。国外に出るのはこれが初めての由。自分なども若年のころはそれなりに憧憬、夢想の地もあったけれども、今では一生その機会もなく死んでゆくのだろうなとアキラメの境地。

 8時半、亜本屋弟氏のクルマで帰宅。再外出で<セイコーマート>へ。二回線分NTT12月分3710円払い込み、一合酒パック2ヶ196円を買って戻る。10時〜11時半、入浴。受注1、村上元三上総風土記」河出市民文庫版。ヤキトリ(トリ皮、トリモモ)、エビクリームコロッケ、オクラのキス巻き揚げ、目玉焼、梅タタキ、カブ浅漬け、エビスザブラッック1本、燗酒1合、玄米茶。書見。4時過ぎ就寝。