須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 涼しさ通り越して

 13時半目覚め。14時起床。12時現在、晴、22・8℃(最高気温24・4℃)、湿度56%。食パン2、レーズンロール2、プロセスチーズ、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。お急ぎなのではとオモンパカり、好意から後金にて良しとして送本申し上げたが、いまだ入金のないお客3人に再請求メールを出そうか、どうしようか、としばし躊躇し明日に延期。うち二人は女性、ほか一名は某有名出版社社員。合計金額5620円であるがウチには大金なり。16時から24時ワープロ。ささやかな充実感。途中、紅茶とコーヒーと冷水とノンシュガー飴とシュガーレスガム。22時近く、涼しさ通り越して薄ら寒くなってきたので居間の窓を約一ヶ月半ぶりに閉める。いよいよ秋らしくなってきた。零時過ぎから、鶏テンプラ、ベーコンと葱焼き、冷奴、高菜漬け、ウィスキー・ブラックニッカクリアブレンド水割り4、麦茶。28日から31日までの「小笠原劇場」にぶっ飛ぶ。そんじょそこらの若手作家の文章なぞ霞んじゃうぞ、これは。ふだんの自分は表向きはへらへら対応しながらも本音のところでは年下の男を容易に認めないようにしているのだがこいつばかりは別だ。加うるにアカの他人の成功もさして望まない方なのだけれども彼だけにはなんとかなって欲しきもの。すでにして自分の脳裏にはその暁の酒池肉林に遊ぶ小笠原君のご相伴に与るスガの姿が浮かんでいるのである。ああ、イジマシイ。人間もこうなっては人生オシマイである。虚しく寂しい晩年が近づいていると云わなければなるまい。午前6時就寝。